“寄合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よりあい53.1%
よりあ20.4%
よりあひ18.4%
よりあつ4.1%
よりあっ2.0%
よりええ2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梅原頼母たのもは五百三十石の寄合よりあい肝入きもいりで、小池帯刀の上役に当るが、隼人の口上にはいちおう反対し、こちらは待ってもよいと云った。
ちくしょう谷 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
二葉亭が存命だったら今頃ドウしているだろう? という問題が或る時二葉亭を知る同士が寄合よりあった席上の話題となった。
二葉亭追録 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
さだめて、十羅刹女らせつぢよ寄合よりあひてうぶみづ生湯うぶゆ)をなでやしなひたまふらん。あらめでたや、あらめでたや。御悦び推量申候
あとでいたとき直樣すぐさまかへしにかうとつたら、親父とつさんにあたまから小言こゞとつて其時そのとき泣寢入なきねいり一昨年おととしはそらね、おまへつてるとほ筆屋ふでやみせ表町おもてまち若衆わかいしゆ寄合よりあつ茶番ちやばんなにかやつたらう
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
緒方の塾中にもたった一部しかないから、三人も四人もヅーフの周囲まわり寄合よりあって見て居た。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
田舎では商人あきんどの仲間に帳元と云うものが立って居りやして、その帳元へ寄合よりええをして、何処に市が有ろうとも十夜じゅうやが有ろうとも、皆帳元の方から、の品物は幾らに売れと云う割合わりええを持って出る訳で