“よりあい”の漢字の書き方と例文
語句割合
寄合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
在るものはこうまち/\ですが、全体としては、家の中の所々からこの部屋一ところに追い集められたにわか寄合よりあいの席の態に見受けられました。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ふと醒めると、何処かで騒がしい人声がかすかに聞える。すぐ門弟たちの寄合よりあいだと分った。明け方のことが、それと共に、頭にはっとよみがえった。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その頃、京橋の築地、かの本願寺のそばに浅井因幡守いなばのかみという旗本屋敷がありました。三千石の寄合よりあいで、まず歴々の身分です。