“よりあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寄合90.9%
撚揚9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みんな、その、貴殿に感謝しておる訳さ。で、今日も番士一統寄合よりあいを開いてナ、連名の上、貴殿のお許しを脇坂わきざか様まで願い出ようということになったのじゃ。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
その日の午後、女どもが肉を運んで来る間に、男たちは寄合よりあって相談していました。キーシュが家へ帰るとすぐ使つかいが来て、寄合の席へ出て来いといういいつけでした。
負けない少年 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
まア是ア詰らんもんでございますけれども、私が夜業よなべ撚揚よりあげて置いたので、使うには丈夫一式に丹誠した糸でございます、染めた方は沢山たんとえで、白と二色ふたいろ撚って来ました、誠に少しばいで
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)