“甦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よみがえ61.7%
よみが17.1%
よみがへ7.3%
かえ6.2%
ヨミガヘ1.6%
いきかえ1.0%
0.5%
いきか0.5%
いきげ0.5%
うまれかは0.5%
0.5%
かへ0.5%
かわ0.5%
よみ0.5%
よみがえり0.5%
ヨミガ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海岸の方へ降る路で、ふと何だかわからないが、優しい雑草のにおいを感じると、幼年時代のやかな記憶がすぐりそうになった。
苦しく美しき夏 (新字新仮名) / 原民喜(著)
信長はかならず乱脈と暗黒に沈んでいる日本全土の人々をえらせてみせる。大君の御こころを安んじ奉る日を迎え取ってみせる。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それに今、また新らしく彼を見たその瞬間に、それは自然に青々とづいてつて來たのだ! 彼は、私を眺めずに、私に戀させた。
正気にると見えて、お浦が動き出した。肉附きのよい、ムッチリとした腕を、二本ながら、夜具から脱き、敷き布団の外へ抛り出した。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
つた語が、彼の人の記憶を、更に彈力あるものに、響き返した。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
譔をはじめ烏老の不義を憎んでいる者は、いい気味だと思っていると、三日目になってった。人がそのを聞くと、烏老はこんなことを言った。
令狐生冥夢録 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
あなたのお傍にいてお話していると、妻がきかえってきて私と話をしているように思われてならないのです。あなたとお別れするのがいやだった。いつまでもお傍にいたかったんです。
消えた霊媒女 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
戦はいつかむものだしなあ、こんな名物根杏は、何百年もかからなけれやあ、こうは伸びるもんじゃない。……せめて、こいつでも、おらの丹精で、えらせてみよう。
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ああ、美味がった。えったようだちゃ。身体もまって……」
蜜柑 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
つたやうにじます」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
社会混乱と頽廃のなかに、いかに人心は——わけて武士階級の一面には、道義精神を呼びえそうとしていたか、また、心ある者が、そうした時流の中にある程、自己自誡し、自己を濁流から救って
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「せっかく、大死一番して、かように生れって、修業の第一歩に向おうと、心を固めております門出
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼の耳にかれた夫人の言葉が、甘いのような言葉が、一つ/\記憶のがえって来た。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
今の私はの私とでも言えましょう。過去の私は臆病なそして翔べない私です。もちろん誓って私はあなたを援助します。
空中征服 (新字新仮名) / 賀川豊彦(著)
ヲ待チテハ、次ノ日マタ、病ヲケラレテ、時務ヲ治ム。為ニ、日々血ヲ吐イテ止マズ。死シテハマタエル。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)