『ランボオ詩集』
初期詩篇 感動 私はゆかう、夏の青き宵は 麦穂臑刺す小径の上に、小草を蹈みに 夢想家・私は私の足に、爽々しさのつたふを覚え、 吹く風に思ふさま、私の頭をなぶらすだらう! 私は語りも、考へもしまい、だが 果てなき愛は心の裡に、浮びも来よう 私 …
著者 | ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー |
翻訳者 | 中原中也 |
ジャンル | 文学 > フランス文学 > 詩 |
初出 | 「ランボオ詩集」野田書房、1937(昭和12)年9月15日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約1時間8分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1時間53分(300文字/分) |