“験”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
ため26.7%
しるし24.6%
げん14.7%
ためし11.5%
しら8.9%
けん2.1%
あらた1.6%
しる1.6%
1.6%
1.0%
あら0.5%
0.5%
あらわ0.5%
きき0.5%
きゝ0.5%
けみ0.5%
0.5%
0.5%
ゲン0.5%
シルシ0.5%
マチ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まだしてみないので、それは何とも申し上げられません。」と船長は言った。「結構な船のようです。それ以上は言えません。」
高僧たちの修法はさっぱりとがなく、天皇の毎夜の苦しみは一向になくならぬのにあわてた公卿たちは、深刻な顔で会議を開いた。
「万病に利きますな。神社仏閣は温泉と同じようです。頼朝が源家再興の祈願をかけた霊場ですから、立身出世にもがありますよ」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
この節、肉どころか、血どころか、贅沢な目玉などはついに賞翫したがない。鳳凰麒麟さえ、世にも稀な珍味と聞く。
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
私は水車小屋で貰って来た水筒の酒をゼーロンの口に注ぎ込んだり、蹄鉄をべたり、脚部を酒ので湿布したりして行手の径のための大事をとった。
ゼーロン (新字新仮名) / 牧野信一(著)
祖父は相当な喧屋のようであった。煮物の味加減なども気難しかったらしく、自分で台所に出てきて鍋の蓋を取ってしていたのを、私も見かけたことがある。
生い立ちの記 (新字新仮名) / 小山清(著)
あれに仕様か——書斎に坐つて読書をしてゐたのであるがそんなことばかりが気になつたので本を抱えて庭先きを今更のやうにめに出て来たのだが、そして
村のストア派 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
かつ、世に前生を鑑達し、往事を追憶することあり。すなわち知る、生前の相続にして気を稟けて、しかしてたちまちあるにあらず。また、鬼神の霊知断ぜざることをす。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
結局金博士の智慧をめそうとした奴の蟇口の中身が空虚相成って、思いもかけぬ深刻な負けに終るのが不動の慣例だった。
南無不動様と三つを掛合にして三つの内ちか一つはくだろうと思って無闇に神をって居ります。
「まア!」と言って妻は真蒼になった。自分は狼狽の抽斗をき放って中を一々ためたけれど無いものは無い。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
若し内容があつたにしても前の晩のことだけは余以外の者には解らない。また、あの晩の続きをるのかと最初は思つたが、シヤボン玉の液はこの晩に新しく拵へたのであつた。
西瓜喰ふ人 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
もし、鬼神の霊知、断ぜざることをすときは、すなわち知る、死後、気散じてたちまち無なるにあらざることを、云云
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
東洋では鍼術を行うが、これはほとんど無効らしい。純粋薬物療法として、枹木子、天雄、烏頭、附子、狼毒、石灰を用いるが、これは一層めがない
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
按摩「ナニそれはお動じでございます、鍼がましたのでございますから御心配はございません、イエまア又明晩も参りましょうか」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
今から思えば形容の辞もない程の徒事ではあるが、試みに某年三月現在のその職員録についてこれをするに、姓名を明記するもの総計概算一千六百六十三名の中において、源氏が実に七百二十一名
かゝる時、まこと爽かに、いつかは彼もめるべき
少しも安息む暇がないうちにも弟を小学校に出し妹に自分で裁縫の稽古をしてやり、夜は弟の復習てやらねばならず、炊事から洗濯から皆な自分一人の手でやっていた。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
夢覚めて狐の尾が手に止つたのを、あるしるしとしたと言ふ民譚は、王朝末に尠からず見える。狐とし言へば、直に、尾を聯想した時代に生れたのが、此尾薄・黒尾の命婦たちなのであらう。
狐の田舎わたらひ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
後代の人々の考へに能はぬ事は、神が忽然幽界から物を人間の前に表す事である。播磨風土記逸文ににほつひめの命が、自分を祀つたらを出さうと言うて
さし立てゝ、夕日から朝日の照るまで、天つのりとの太のりとを申して居れ。さすれば、としてはひるに五百篁が現れよう。其下を