“真蒼”のいろいろな読み方と例文
旧字:眞蒼
読み方(ふりがな)割合
まっさお88.5%
まつさを7.4%
まさお2.7%
まッさお1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“真蒼”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そう言っているところへ、赤と金との筋の入った帽子をかぶった助役じょやくが、真蒼まっさおになって、とびこんできた。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ところが、或る晩のこと子供たちと騒いでいる所へ、私の生徒の一人が真蒼まっさおにひきつったような顔をしてはいって来た。
光の中に (新字新仮名) / 金史良(著)
らうとすると、うつる、つまうつる、もすそ真蒼まつさをみづがある。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
この時ふと、戸外そとで犬の吠える声と、門を叩く音が聞えた。ヒーヴリャは急いで駈けだして行つたが、すぐに真蒼まつさをな顔で引つ返して来た。
見渡せば、見まわせば、赤土の道幅せまく、うねりうねりはてしなきに、両側つづきの躑躅の花、遠きかたは前後をふさぎて、日かげあかく咲込めたる空のいろの真蒼まさおき下に、たたずむはわれのみなり。
竜潭譚 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
見渡せば、見まはせば、赤土の道幅せまく、うねりうねりはてしなきに、両側つづきの躑躅つつじの花、遠きかたは前後をふさぎて、日かげあかく咲込さきこめたる空のいろの真蒼まさおき下に、たたずむはわれのみなり。
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
吉里は一語ひとことさないで、真蒼まッさおな顔をしてじッと平田を見つめている。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
ト聞くと文三は慄然ぶるぶると震えた、真蒼まッさおに成ッた……暫らくの間は言葉はなくて、唯恨めしそうにジッとお勢の澄ました顔を凝視みつめていた、その眼縁まぶちが見る見るうるみ出した……が忽ちはッと気を取直おして、儼然きッかたちを改めて、震声ふるえごえで、
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)