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慄然
ふりがな文庫
“慄然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りつぜん
60.2%
ぞっ
29.1%
ぞつ
6.8%
ぞっと
1.5%
ぎょっ
1.0%
ぶるぶる
0.5%
ぞツ
0.5%
ゾッ
0.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りつぜん
(逆引き)
眼が見えなくなったのではないと決まったら、はじめて
慄然
(
りつぜん
)
とした。すっかりこの建物が倒壊して生き埋めになったにちがいない。
長崎の鐘
(新字新仮名)
/
永井隆
(著)
慄然(りつぜん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぞっ
(逆引き)
熱い日に照されて
土弄
(
つちいじ
)
りをしていたが、無智な顔をして畑から出て来る汚いその姿を見たときには、お島は
慄然
(
ぞっ
)
とするほど厭であった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
慄然(ぞっ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぞつ
(逆引き)
別れる?
吁
(
ああ
)
!
可厭
(
いや
)
だ! 考へても
慄然
(
ぞつ
)
とする! 切れるの、別れるのなんて事は、
那奴
(
あいつ
)
が来ない前には夢にだつて見やしなかつたのを
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
慄然(ぞつ)の例文をもっと
(14作品)
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▼ すべて表示
ぞっと
(逆引き)
就中
(
なかんずく
)
、丈、約七寸
許
(
ばかり
)
の美しい女の、袖には桜の枝をのせて、ちょっとうつむいた、
慄然
(
ぞっと
)
するような、京人形。……髪は
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
慄然(ぞっと)の例文をもっと
(3作品)
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ぎょっ
(逆引き)
そこで主人は彼の耳元に身をかがめて、彼を
慄然
(
ぎょっ
)
とさしたほどの調子で言った。「出てゆきなさい。」
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
慄然(ぎょっ)の例文をもっと
(2作品)
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ぶるぶる
(逆引き)
ト聞くと文三は
慄然
(
ぶるぶる
)
と震えた、
真蒼
(
まッさお
)
に成ッた……暫らくの間は言葉はなくて、唯恨めしそうにジッとお勢の澄ました顔を
凝視
(
みつ
)
めていた
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
慄然(ぶるぶる)の例文をもっと
(1作品)
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ぞツ
(逆引き)
また墓場と寺がある……、フト、ぐうたらなる生活状態の危險を思ツて
慄然
(
ぞツ
)
とした。
昔の女
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
慄然(ぞツ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゾッ
(逆引き)
私はその時確かに彼の周囲に
慄然
(
ゾッ
)
とするような鬼気を感じた。
腐った蜉蝣
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
慄然(ゾッ)の例文をもっと
(1作品)
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“慄然”の意味
《形容動詞》
恐怖で震えおののくさま。
(出典:Wiktionary)
慄
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“慄然”で始まる語句
慄然々々
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