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ぞつ
ふりがな文庫
“ぞつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
悚然
38.6%
慄然
31.8%
慄
13.6%
竦
6.8%
凄
2.3%
悚
2.3%
悚気
2.3%
悸
2.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悚然
(逆引き)
誰
(
たれ
)
か
重
(
おも
)
い
怪我人
(
けがにん
)
が
運
(
はこ
)
ばれたのだと
勘次
(
かんじ
)
は
直
(
す
)
ぐに
悟
(
さと
)
つてさうして
何
(
なん
)
だか
悚然
(
ぞつ
)
とした。
彼
(
かれ
)
は
業々
(
げふ/\
)
しい
自分
(
じぶん
)
の
扮裝
(
いでたち
)
に
恥
(
は
)
ぢて
躊躇
(
ちうちよ
)
しつゝ
案内
(
あんない
)
を
請
(
こ
)
うた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ぞつ(悚然)の例文をもっと
(17作品)
見る
慄然
(逆引き)
二
(
ふた
)
ツも
三
(
みつ
)
ツも。
私
(
わたし
)
に
何
(
なに
)
を
談
(
はな
)
すのだらう、
私
(
わたし
)
に
何
(
なに
)
を
談
(
はな
)
すのだらう、
鳥
(
とり
)
がものをいふと
慄然
(
ぞつ
)
として
身
(
み
)
の
毛
(
け
)
が
慄立
(
よだ
)
つた。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぞつ(慄然)の例文をもっと
(14作品)
見る
慄
(逆引き)
その話を聞いて彼は
慄
(
ぞつ
)
と寒気を感じたが、暇つぶしな人怖らせの空想として強ひて一笑に附し去らんとするのであつた。
吸血鬼
(新字旧仮名)
/
ジョン・ウィリアム・ポリドリ
(著)
ぞつ(慄)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
竦
(逆引き)
代助はアンドレーフの『七刑人』の最後の模樣を、此所迄頭の中で繰り返して見て、
竦
(
ぞつ
)
と肩を
縮
(
すく
)
めた。
知られざる漱石
(旧字旧仮名)
/
小宮豊隆
(著)
ぞつ(竦)の例文をもっと
(3作品)
見る
凄
(逆引き)
分
(
わか
)
たず
迫
(
せま
)
るより逢せて遣れば
化
(
ばけ
)
の皮が
顯
(
あら
)
はるゝにより娘に逢すとお安を
欺
(
あざ
)
むき人なき所へ連出し殺して
呉
(
くれ
)
ろと長庵に頼まれたるが
因果
(
いんぐわ
)
づく中反圃にて殺した
始末
(
しまつ
)
思ひ出しても
凄
(
ぞつ
)
とする是等の話しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ぞつ(凄)の例文をもっと
(1作品)
見る
悚
(逆引き)
けれども——
代助
(
だいすけ
)
は覚えず
悚
(
ぞつ
)
とした。彼は
血潮
(
ちしほ
)
によつて打たるゝ掛念のない、静かな心臓を想像するに堪へぬ程に、
生
(
い
)
きたがる男である。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぞつ(悚)の例文をもっと
(1作品)
見る
悚気
(逆引き)
自棄
(
やけ
)
に
投
(
な
)
げる
足
(
あし
)
も、しかし、すぼまつて、
園
(
その
)
は
寒
(
さむ
)
いよりも
悚気
(
ぞつ
)
とした。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ぞつ(悚気)の例文をもっと
(1作品)
見る
悸
(逆引き)
人間には到底歯の立たない名前を聞くだけでも
悸
(
ぞつ
)
とするやうな悪魔の力を嘲つたといふので人々が体をふるはせ出したのを見て、彼も口をつぐんだ。
吸血鬼
(新字旧仮名)
/
ジョン・ウィリアム・ポリドリ
(著)
ぞつ(悸)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ぞっ
すく
ぞツ
ぎょっ
おび
をのの
りつぜん
ふる
おのの
ぞっと