ぞつ)” の例文
けれども——代助だいすけは覚えずぞつとした。彼は血潮ちしほによつて打たるゝ掛念のない、静かな心臓を想像するに堪へぬ程に、きたがる男である。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)