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をのの
ふりがな文庫
“をのの”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヲノノ
語句
割合
戦
38.5%
戰
34.6%
悸
11.5%
戦慄
7.7%
慄
3.8%
戰慄
3.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戦
(逆引き)
今も
猶
(
なほ
)
どこかの隅で
嗚咽
(
をえつ
)
の声が
聞
(
きこ
)
える感がして自分の雨に濡れた冷たい裾にも血の
滴
(
したゝ
)
るのかと
戦
(
をのの
)
かれるのであつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
をのの(戦)の例文をもっと
(10作品)
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戰
(逆引き)
唇の不隨意筋が自ら
戰
(
をのの
)
き出すやうな、眼の血管にかつと血が押し寄せてくるやうな、
鳩尾
(
みぞおち
)
が引き締められるやうな、さうした感情の興奮が私の全身に働いた。
猫又先生
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
をのの(戰)の例文をもっと
(9作品)
見る
悸
(逆引き)
恣
(
ほしいまま
)
に振舞ふ威力の前に、ただ
頸垂
(
うなだ
)
れて、
悸
(
をのの
)
いて居るだけである。
秋の第一日
(新字旧仮名)
/
窪田空穂
(著)
をのの(悸)の例文をもっと
(3作品)
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戦慄
(逆引き)
人間は、ただ、この迫つて来る力を前にして、恐れ、
戦慄
(
をのの
)
き、泣き、叫び、涙を流すだけなんだ。現実の批判と言つたつて、解釈と言つたつて、所詮、この号泣、叫びの一変形に過ぎないんだ。
道化芝居
(新字旧仮名)
/
北条民雄
(著)
をのの(戦慄)の例文をもっと
(2作品)
見る
慄
(逆引き)
彼は
懼
(
おそ
)
れて
傍目
(
わきめ
)
をも
転
(
ふ
)
らざりけれど、必ずさあるべきを想ひて
独
(
ひと
)
り心を
慄
(
をのの
)
かせしが、
猶
(
なほ
)
唯継の
如何
(
いか
)
なることを言出でんも知られずと思へば、とにもかくにもその場を繕ひぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
生きたる心地もせずして宮の
慙
(
は
)
ぢ
慄
(
をのの
)
ける
傍
(
かたはら
)
に、車夫は
見苦
(
みぐるし
)
からぬ一台の
辻車
(
つじぐるま
)
を伴ひ
来
(
きた
)
れり。
漸
(
やうや
)
く
面
(
おもて
)
を
挙
(
あぐ
)
れば、いつ又寄りしとも知らぬ
人立
(
ひとたち
)
を、
可忌
(
いまはし
)
くも巡査の怪みて
近
(
ちかづ
)
くなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
をのの(慄)の例文をもっと
(1作品)
見る
戰慄
(逆引き)
彼女は怖ろしい響を殘して行き過ぎた電車のレールを横ぎらうとして、その輝くレールの上に、自分の黒髮の亂されてある事を思つて
戰慄
(
をのの
)
いた。
三十三の死
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
彼女は絶えず肩から桶のお湯を流し、あまりに露骨にこの明るさのうちに解放されたる肉體を見て
戰慄
(
をのの
)
いた。
三十三の死
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
をのの(戰慄)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
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ふる
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わなゝ
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おのゝ
おび
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ぞつ