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おのの
ふりがな文庫
“おのの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
戦
77.5%
顫
12.9%
慄
5.0%
戦慄
2.5%
悸
0.7%
震
0.7%
戰
0.4%
震慄
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戦
(逆引き)
その刹那、
顫
(
ふる
)
い
戦
(
おのの
)
く二つの魂と魂は、しっかと相抱いて声高く叫んだ。その二つの声は幽谷に
咽
(
むせ
)
び泣く
木精
(
こだま
)
と木精とのごとく響いた。
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
おのの(戦)の例文をもっと
(50作品+)
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顫
(逆引き)
そして、はては四次元が三次元に、また二次元にと、ついには外界のすべてが、自分自身の中へ沈潜してゆくのではないかと、
顫
(
おのの
)
かれたのである。
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
おのの(顫)の例文をもっと
(36作品)
見る
慄
(逆引き)
その中には彼の若い妻もいた。口には抑えているが、心のうちの淋しさは思いやられるのである。抱かれて
慄
(
おのの
)
く彼女の
肢体
(
したい
)
がそれを語っていた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
おのの(慄)の例文をもっと
(14作品)
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▼ すべて表示
戦慄
(逆引き)
ただ僧徒らに何らの抗意なく、いたずらに
戦慄
(
おのの
)
けるのみなると、さきには
陰地
(
かげじ
)
に立てりし妙念の、今ところを異にして月色の中に輝けると異る。
道成寺(一幕劇)
(新字新仮名)
/
郡虎彦
(著)
おのの(戦慄)の例文をもっと
(7作品)
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悸
(逆引き)
恐ろしい予感が刻々迫って来て、こういう悲惨を聞く日があるのを予期しない事はなかったが、その日の朝刊の第一面の大活字を見た時は何ともいい知れない
悸
(
おのの
)
きが
身体中
(
からだじゅう
)
を走るような
心地
(
ここち
)
がした。
最後の大杉
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
おのの(悸)の例文をもっと
(2作品)
見る
震
(逆引き)
僅
(
わずか
)
に手を解き、
頤
(
おとがい
)
で襟を探って、
無性
(
ぶしょう
)
らしく
撮
(
つま
)
み出した、指の
爪
(
つめ
)
の長く
生伸
(
はえの
)
びたかと見えるのを、一つぶるぶると
掉
(
ふ
)
って近づき、お
伽話
(
とぎばなし
)
の絵に描いた外科医者という
体
(
てい
)
で、
震
(
おのの
)
く唇に
幽
(
かすか
)
に見える
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おのの(震)の例文をもっと
(2作品)
見る
戰
(逆引き)
日をひと日
戰
(
おのの
)
きぬ、かくてまた
香
(
か
)
だに立て得じ。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
おのの(戰)の例文をもっと
(1作品)
見る
震慄
(逆引き)
止
(
や
)
めよ止めよと
震慄
(
おのの
)
きけり
鬼桃太郎
(新字新仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
おのの(震慄)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ふる
わなな
おのゝ
をのの
わなゝ
をのゝ
ふるい
ふるへ
おび
ふるわ