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わなな
ふりがな文庫
“わなな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
戦
44.4%
顫
37.0%
慄
9.3%
戦慄
3.7%
震慄
3.7%
震憟
1.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戦
(逆引き)
女は馬車の上で斯う云つて
戦
(
わなな
)
くやうに身をすり寄せた。北部仏蘭西の街の十月の夜の辻風は可なりに寒い。二人の気息が白くまじり合つた。
素描
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
わなな(戦)の例文をもっと
(24作品)
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顫
(逆引き)
彼らが
喉
(
のんど
)
に氷を与えて苦寒に怖れ
顫
(
わなな
)
かしめよ、彼らが胆に針を与えて秘密の痛みに堪えざらしめよ、彼らが
眼前
(
めさき
)
に彼らが
生
(
な
)
したる
多数
(
おおく
)
の
奢侈
(
しゃし
)
の子孫を殺して、
玩物
(
がんぶつ
)
の念を
嗟歎
(
さたん
)
の灰の河に埋めよ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
わなな(顫)の例文をもっと
(20作品)
見る
慄
(逆引き)
ともすれば、
嗚咽
(
おえつ
)
と変りそうな
慄
(
わなな
)
き声を、実平は
強
(
し
)
いて、励ましながら、言葉をつづけた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わなな(慄)の例文をもっと
(5作品)
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戦慄
(逆引き)
あの少年たちがやはり生きている人だったという適確な証明のない限り、全身全霊を
戦慄
(
わなな
)
かせてくるこの気味悪さをもはや私にはどうすることもできないのであった。
逗子物語
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
わなな(戦慄)の例文をもっと
(2作品)
見る
震慄
(逆引き)
うち向ふ暗き
葉柳
(
はやなぎ
)
震慄
(
わなな
)
きつ、さは
震慄
(
わなな
)
きつ
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
わなな(震慄)の例文をもっと
(2作品)
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震憟
(逆引き)
さうしてまだ知らぬ人生の「秘密」を知らうとする幼年の本能は常に銀箔の光を放つ水面にかのついついと跳ねてゆく水すましの番ひにも
震憟
(
わなな
)
いたのである。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
わなな(震憟)の例文をもっと
(1作品)
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おのの
おのゝ
ふる
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