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『逗子物語』
ふりがな文庫
『
逗子物語
(
ずしものがたり
)
』
逗子に了雲寺という天台宗の寺がある。詳しく言えば、逗子とは言ってもここは田浦との中間地点、むしろ田浦の方に位していると言った方がいいのかも知れぬが、東京からの避暑客などは道の遠いのとあまりにも物淋しいのとで、ほとんど顧みる人もいなかった。 …
著者
橘外男
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新青年」1937(昭和12)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間11分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間58分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
戦慄
(
わなな
)
闇
(
くらが
)
生
(
き
)
縁
(
ぷち
)
抛
(
ほお
)
装
(
な
)
容貌
(
かおかたち
)
憤
(
いきど
)
燻
(
くゆら
)
閉
(
つぶ
)
苛
(
い
)
逢
(
くわ
)
偉
(
え
)
昂
(
たかぶ
)
可笑
(
かし
)
燻
(
く
)
滅
(
め
)
前
(
めえ
)
頭
(
こうべ
)
粗暴
(
あらあら
)
吐
(
ぬか
)
戦
(
そよ
)
憔悴
(
やつれ
)
先達
(
せんだって
)
怯
(
お
)
穿
(
ほ
)
額
(
ぬか
)
凝視
(
みつめ
)
出
(
い
)
解
(
げ
)
森閑
(
しいん
)
参
(
めえ
)
靨
(
おさ
)
背
(
せな
)
歔
(
な
)
外
(
はず
)
返
(
けえ
)
蓬々
(
ほうほう
)
挙措
(
ものごし
)
慌
(
あわただ
)
悄然
(
しょんぼり
)
茫然
(
ぼんやり
)
怪物
(
ばけもの
)
棺
(
ひつぎ
)
賢
(
さか
)
嫂
(
ねえ
)
躊躇
(
ためら
)
老爺
(
ろうや
)
縞
(
じま
)
圧
(
おさ
)
滾
(
たぎ
)
石礫
(
いしころ
)
位
(
くらい
)
顰
(
しか
)
列
(
つら
)
初
(
そ
)
竦然
(
ぞっ
)
頭髪
(
かみのけ
)
勝
(
すぐ
)
青萱
(
あおがや
)
紛
(
まが
)
闇
(
くら
)
嗄
(
しわが
)
哮
(
ほ
)
竦
(
すく
)
襟
(
えり
)
瞬
(
またた
)
瞼
(
まぶた
)
葦簀
(
よしず
)
葉摺
(
はず
)
矍鑠
(
かくしゃく
)
緑青
(
ろくしょう
)
落胆
(
がっかり
)
萱
(
かや
)
縊
(
くく
)
華奢
(
きゃしゃ
)
硝子
(
ガラス
)
磐石
(
ばんじゃく
)
莫迦
(
ばか
)
草鞋
(
わらじ
)
祟
(
たた
)
祠
(
ほこら
)
空虚
(
うつろ
)
綻
(
ほころ
)
紺碧
(
こんぺき
)
絣
(
かすり
)
継母
(
ままはは
)
聳
(
そび
)
粟膚
(
あわはだ
)
籠
(
こも
)
老杉
(
ろうさん
)
背
(
そむ
)
纏綿
(
てんめん
)
苔
(
こけ
)
縋
(
すが
)
茂十
(
もじゅう
)
苛立
(
いらだ
)
苛
(
いじ
)
腑
(
ふ
)
脾腹
(
ひばら
)