“竦然”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうぜん47.6%
ぞっ42.9%
しようぜん4.8%
ぞツ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きッと、めすえるようにして、言い放つ、浪路の目つきに触れると、甚太郎は、竦然しょうぜんと、肌が、粟立つのをすらおぼえるのだ——
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
帳場格子の中に頬杖突いて凝乎じっとこちらのほうを眺めております親父の顔なぞが、竦然ぞっとするほど青めた恐ろしい人相に映りましたり
蒲団 (新字新仮名) / 橘外男(著)
一目見ただけで、風早學士は竦然ぞツとした。そして考へた。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)