“竦立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よだ88.9%
しょうりつ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永い間忘れていた過去の記憶……石狩川に陥ち込んだ以前の、身の毛も竦立よだつ記憶の数々が、一ペンにズラリッと頭の中でよみがえってしまったのです。
キチガイ地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
彼は「今では、最早もはや馴れましたが、此処ここへ来た当座は、実に身の毛も竦立よだつ様な恐ろしい事が、度々ありました」というので、弟はひざを進めて、「一躰いったい、それは如何どんな事だった」といて訊ねたので
死体室 (新字新仮名) / 岩村透(著)
頭髪を竦立しょうりつせしめるであろうか。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)