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竦
ふりがな文庫
“竦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すく
96.2%
よだ
1.2%
ぞつ
0.9%
すくま
0.9%
そばだ
0.3%
す
0.3%
すぼ
0.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すく
(逆引き)
僕はどうしようかと思って、暫く立ち
竦
(
すく
)
んでいたが、右の方の
唐紙
(
からかみ
)
が明いている、その先きに人声がするので、その方へ行って見た。
百物語
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
竦(すく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
よだ
(逆引き)
それはそれは怖ろしいお
面
(
かお
)
、と言う時にお藤自身もゾッとして
四辺
(
あたり
)
を見廻し、お君もあの時の面が眼の前に現われて身の毛が
竦
(
よだ
)
ちました。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
竦(よだ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ぞつ
(逆引き)
手
(
て
)
を
見
(
み
)
ると
竦
(
ぞつ
)
とする。
鱗
(
こけ
)
のある
鉛色
(
なまりいろ
)
の
生物
(
いきもの
)
のやうに、
眼
(
め
)
の
前
(
まへ
)
にそれが
動
(
うご
)
いてゐる。
噫
(
あゝ
)
、
切
(
き
)
つて
了
(
しま
)
ひたい。
此手
(
このて
)
の
触
(
さは
)
つた
所
(
ところ
)
も
忌
(
いま
)
はしい。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
竦(ぞつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
すくま
(逆引き)
経験によると、こういう日に規矩男の心は何か焦々と分裂して
竦
(
すくま
)
って居り、何か分析的にかの女に突っかかるものがあった。
母子叙情
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
竦(すくま)の例文をもっと
(3作品)
見る
そばだ
(逆引き)
身を
竦
(
そばだ
)
てゝの句、
颯爽
(
さっそう
)
悦
(
よろこ
)
ぶ
可
(
べ
)
し。
其
(
その
)
末
(
すえ
)
に
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
竦(そばだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
す
(逆引き)
甲板の下にある船室は、上から降りて来るものを立ち
竦
(
す
)
くませる。足の踏みばも見当らぬほど、不意に視界が暗くなる。間もなく
仄白
(
ほのじろ
)
い光りが見えて来た。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
竦(す)の例文をもっと
(1作品)
見る
すぼ
(逆引き)
昨夜見た時はぴんぴんしていた人のこの有様に、諸行無常生者必滅とでも感じたものか、
鼻汁
(
はな
)
を手の甲へすりつけながら、彦兵衛も寒々と肩を
竦
(
すぼ
)
めていた。
釘抜藤吉捕物覚書:10 宇治の茶箱
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
竦(すぼ)の例文をもっと
(1作品)
見る
竦
漢検1級
部首:⽴
12画
“竦”を含む語句
竦然
立竦
居竦
射竦
竦立
一竦
竦毛
悪竦
抱竦
花竦薑
気竦
槎枿竦樛
掻竦
打竦
恐竦
局竦
寒毛竦立
三竦
“竦”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
夏目漱石
山本周五郎
薄田泣菫
谷崎潤一郎
北原白秋
菊池寛
海野十三
夢野久作