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居竦
ふりがな文庫
“居竦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いすく
90.5%
ゐすく
9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いすく
(逆引き)
却
(
かえ
)
って自分は針鼠のように
居竦
(
いすく
)
まっている年頃である慧鶴は春、清水へ行き、そこの禅叢の衆寮へ入れて
貰
(
もら
)
って、主に詩文の稽古をした。
宝永噴火
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
奥さんはそこに
居竦
(
いすく
)
まったように、私の顔を見て黙っていました。その時私は突然奥さんの前へ手を突いて頭を下げました。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
居竦(いすく)の例文をもっと
(19作品)
見る
ゐすく
(逆引き)
お靜はもう一度同じ
臺詞
(
せりふ
)
を繰り返して、立ち去りもならず、そのまゝ
居竦
(
ゐすく
)
むのです。
銭形平次捕物控:318 敵の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
居竦
(
ゐすく
)
んだのは二人の若い男女、男の方は三十前後の町人風で、女の方は十八九の旅姿の娘、これは非凡の美しさですが、何處か怪我をした樣子で、身動きもならず崩折れてゐましたが
銭形平次捕物控:239 群盗
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
居竦(ゐすく)の例文をもっと
(2作品)
見る
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
竦
漢検1級
部首:⽴
12画
“居”で始まる語句
居
居候
居睡
居所
居士
居間
居室
居眠
居合
居堪
“居竦”のふりがなが多い著者
田中英光
牧逸馬
吉川英治
林不忘
山本周五郎
室生犀星
岡本かの子
夏目漱石
野村胡堂