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『宝永噴火』
ふりがな文庫
『
宝永噴火
(
ほうえいふんか
)
』
今の世の中に、こういうことに異様な心響を覚え、飽かずその意識の何物たるかに探り入り、呆然自失のような生涯を送りつつあるのは、私一人であろうか。たぶん私一人であろう。確とそうならば、これは是非書き遺して置き度い。書くことによってせめて、共鳴者 …
著者
岡本かの子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文学界」1940(昭和15)年7月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間3分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間45分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
擲
(
う
)
瞠
(
み
)
退
(
しりぞ
)
免
(
まぬが
)
確
(
しっ
)
肯
(
がえ
)
燻
(
くゆ
)
殿
(
しんが
)
受持
(
じゅじ
)
蹲
(
うずく
)
薫
(
くん
)
蔓
(
はび
)
最早
(
もは
)
弾
(
はず
)
度
(
た
)
尽
(
つ
)
三昧
(
さんまい
)
齎
(
もた
)
颷
(
つむじかぜ
)
遂
(
と
)
踞
(
うずくま
)
賭
(
と
)
賑
(
にぎや
)
訝
(
いぶ
)
覆
(
くつがえ
)
能
(
あた
)
笞
(
むち
)
確
(
しか
)
瞑
(
つむ
)
目映
(
まば
)
煎
(
い
)
斯
(
こ
)
文
(
もん
)
擒
(
とら
)
操
(
みさお
)
撓
(
しな
)
捻
(
ね
)
拙
(
まず
)
抽
(
ぬき
)
把手
(
とって
)
惨
(
むご
)
悪
(
にく
)
度
(
たび
)
嵌
(
はま
)
呻吟
(
うめ
)
咄
(
はな
)
厭
(
いと
)
兼
(
かね
)
覆
(
おお
)
褶
(
ひだ
)
褒
(
ほ
)
裾野
(
すその
)
袖
(
そで
)
袂
(
たもと
)
衷心
(
ちゅうしん
)
行衛
(
ゆくえ
)
行燈
(
あんどん
)
行乞
(
ぎょうこつ
)
蠧魚
(
しみ
)
蟠蜛
(
ばんきょ
)
蝉
(
せみ
)
藻掻
(
もが
)
儘
(
まま
)
兎
(
と
)
蒙
(
こうむ
)
蒐
(
あつ
)
葭
(
よし
)
莫迦
(
ばか
)
草葺
(
くさぶき
)
苧殻
(
おがら
)
若
(
も
)
苛酷
(
かこく
)
腑
(
ふ
)
脾弱
(
ひよわ
)
脊髄
(
せきずい
)
脆
(
もろ
)
綽名
(
あだな
)
禰宜
(
ねぎ
)
秘訣
(
ひけつ
)
稀
(
まれ
)
稀有
(
けう
)
稍々
(
やや
)
究竟
(
くっきょう
)
空嘯
(
そらうそぶ
)
窒息
(
ちっそく
)
剃髪
(
ていはつ
)
管
(
くだ
)
籠
(
こも
)
累進
(
るいしん
)
絆
(
きずな
)
綻
(
ほころ
)
羅列
(
られつ
)
胡散
(
うさん
)
刺戟
(
しげき
)
肘
(
ひじ
)
聳
(
そび
)
耽
(
ふけ
)
而
(
しか
)
羨
(
うらや
)
縋
(
すが
)