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胡散
ふりがな文庫
“胡散”の読み方と例文
読み方
割合
うさん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うさん
(逆引き)
女の人数を聞いたりする客を
胡散
(
うさん
)
臭いと見るのは当り前だ。
駈
(
か
)
け出しの刑事みたいだが、気のきいた風紀係はそんな
科白
(
せりふ
)
は吐かない。
いやな感じ
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
見ず識らずの女が夜ちゅうに人の店へあがり込もうというのは、なんだか
胡散
(
うさん
)
らしいとも思ったが、お徳はもう三十を越している。
半七捕物帳:44 むらさき鯉
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
渠は唸る樣な聲を出して、ズキリと立止つて、
胡散
(
うさん
)
臭く對手を見たが、それは渠がよく遊びに行く郵便局の小役人の若い細君であつた。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
胡散(うさん)の例文をもっと
(92作品)
見る
胡
漢検準1級
部首:⾁
9画
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
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