“胡散気”の読み方と例文
読み方割合
うさんげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何あに、塩をぶっかけて味をつけてありますよ。十時間ぶっ通しの一日八十銭じゃあ、嬶も子供も碌に飯はねえ……」憲兵等は反り身になり胡散気うさんげに睨んだ。後にいた女工が彼の尻をつついた。
お菜のない弁当 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)