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気散
ふりがな文庫
“気散”の読み方と例文
読み方
割合
きさん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きさん
(逆引き)
暇
(
ひま
)
さえあればその事の
外
(
ほか
)
に余念もなく、ある時は運動がてら、
水撒
(
みずまき
)
なども
気散
(
きさん
)
じなるべしとて、自ら水を
荷
(
にな
)
い来りて、
切
(
せつ
)
に運動を勧めしこともありき。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
いかにつまらない事務用の通信でも、交通
遮断
(
しゃだん
)
の孤島か、障壁で高く囲まれた美しい
牢獄
(
ろうごく
)
に閉じこもっていたような二人に取っては予想以上の
気散
(
きさん
)
じだった。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
それがうまく行ったら、僕は一台車を買込むつもりだ。そして、自分で運転して、
気散
(
きさん
)
じな自動車放浪をやるつもりだ。自動車放浪という気持ちが、君は分るかね。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
気散(きさん)の例文をもっと
(10作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
検索の候補
御気散
胡散気
“気散”のふりがなが多い著者
福田英子
林不忘
佐々木邦
中里介山
谷崎潤一郎
有島武郎
吉川英治
江戸川乱歩
夢野久作