“遮断”のいろいろな読み方と例文
旧字:遮斷
読み方割合
しゃだん93.9%
しやだん4.5%
シールディング1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山崎の町へ入るとすぐ、高山右近の部下は、町をつらぬいている道の木戸を封鎖して、附近の小道まで一切交通を遮断しゃだんしてしまった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
之を諱みしが為めに終に曖昧あいまいに陥れり。頼襄の生涯は猶一抹の横雲に其中腹を遮断しやだんせられたる山の如くなれり。
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
煙草の錫箔を継ぎ合せて静電場の遮断シールディングに用いたり、針金の切端をはんだ付けして使用したりする趣味に対してはある程度の言訳は立つのである。
米粒の中の仏様 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)