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曖昧
ふりがな文庫
“曖昧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あいまい
99.2%
あやふや
0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいまい
(逆引き)
いくら聞かれても
曖昧
(
あいまい
)
な返事ばかりしていて、最後に
退
(
の
)
っ
引
(
ぴ
)
きならないところまで来てしまってから、強情を張り出した点であった。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
彼女は身震いしてるらしかった——おそらく驚きのためだったろう? 彼女は口ごもりながら、そこにいたわけを
曖昧
(
あいまい
)
に述べたてた。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
曖昧(あいまい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あやふや
(逆引き)
一枚二枚は
余所目
(
よそめ
)
を振らず一心に筆を運ぶが、
其中
(
そのうち
)
に
曖昧
(
あやふや
)
な処に
出会
(
でっくわ
)
してグッと詰ると、まず一服と旧式の
烟管
(
きせる
)
を取上げる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
今後の世界に於て行わるべき、正しい精神病の治療法というものは、そんな
曖昧
(
あやふや
)
なもんじゃない。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
曖昧(あやふや)の例文をもっと
(2作品)
見る
“曖昧”の解説
曖昧(あいまい, en: ambiguity)または曖昧性(あいまいせい)は、狭義には、物事が二通り以上に決められ得ること、一意に決められないことを指す。
単語や文章が二通り以上の意味で解釈されうること(多義性)を主に指す。言語学や文学批評など、様々な分野で扱われる。
ただし日本語では、不明瞭なこと・はっきりしないこと全般を指し、広義に用いられることが多い。
(出典:Wikipedia)
曖
常用漢字
中学
部首:⽇
17画
昧
常用漢字
中学
部首:⽇
9画
“曖昧”で始まる語句
曖昧糢糊
曖昧模糊
曖昧宿
曖昧屋
曖昧朦朧
曖昧千万
曖昧茫漠
曖昧雑駁
検索の候補
曖昧模糊
曖昧糢糊
曖昧屋
曖昧宿
曖昧朦朧
曖昧千万
曖昧茫漠
曖昧雑駁
“曖昧”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
夏目漱石
江戸川乱歩
徳田秋声
吉川英治
中島敦
樋口一葉
丘浅次郎
中里介山
林不忘