“あいまい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
曖昧96.7%
瞹眛1.5%
瞹昧0.7%
愛妹0.4%
暖昧0.4%
曖眛0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女は身震いしてるらしかった——おそらく驚きのためだったろう? 彼女は口ごもりながら、そこにいたわけを曖昧(あいまい)に述べたてた。
で、その言(い)う所(ところ)は終(つい)に一つことに帰(き)してしまう。町(まち)で生活(せいかつ)するのは好(この)ましく無(な)い。社会(しゃかい)には高尚(こうしょう)なる興味(インテレース)が無(な)い。社会(しゃかい)は瞹眛(あいまい)な、無意味(むいみ)な生活(せいかつ)を為(な)している。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
『初(はじ)め、お茶(ちや)と申(まを)したのです』と帽子屋(ばうしや)が瞹昧(あいまい)に答(こた)へました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
はしなくも半年ぶりに出会った愛妹(あいまい)菊路(きくじ)と、そうして菊路が折々見せつけるともなく見せつけた愛人京弥との、いかにも睦じすぎる可憐な恋に、いささか退屈男も当てつけられて
それが私に「どうして来なかったの?」と思い切って彼女に訊かさせた。と、たかちゃんはなぜか暖昧(あいまい)に「来ないって、お竜ちゃんと約束したんだもの」
幼年時代 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
所(ところ)が男(をとこ)の方(はう)では、まだ結婚(けつこん)なんどする積(つも)りがなかつたものだから、『そんな事(こと)を云(い)つてくれては困(こま)る。自分(じぶん)はまだ』何(なん)だとか斯(か)だとか云(い)つて曖眛(あいまい)な返事(へんじ)をした、さうだ。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)