“困”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こま62.1%
こう21.1%
くるし6.6%
くる6.3%
1.3%
こん0.6%
こまっ0.3%
こまり0.3%
むず0.3%
むずか0.3%
(他:2)0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“困”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]37.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)18.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「このかねがなしになると、これから報恩講ほうおんこうのときなんかに、ひとあつめるのにこまるわなア。」
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
またらしにもこまらずに、終日しゅうじつのよくたるところにて、ひなたぼっこをしていました。
ものぐさじじいの来世 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そこでこうじはてた私は、先にも一寸ちょっと書いた様に、例の覗き眼鏡の遊戯を、ふと思いうかべることになったのです。
湖畔亭事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
——が、迦羅奢がらしや夫人が、もっとこうじ果てていることは、忠興ただおきの余りに度の過ぎた強い愛情のあふれであった。
その何のためにせしやを知らず、血気に任せてふるまいたりし事どもは、今に到りてみずからその意をりょうするにくるしむなり。
黒壁 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
カピ長 さげすまれ、くるしめられ、にくまれて、なんつみもなうてころされてしまうたのぢゃ! あさましい惡日あくにち
少年の方は、学校を出てから何になろうか、自分の才能がどんな仕事に向くだろうかという事を発見し難く、モヤクヤとくるしんでいる。
東京人の堕落時代 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
二牛あいせるを見るにその一いとくるしんで腹肋皆白し、霊銑後の蜃にてると水血に変じ
独りでめて一人ひとり喋舌しゃべるから、こっちはまって顔を赤くした。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
注意ちういはらふ」だの「ちか將來しやうらい」などは、おかしいけれどもまだ意味いみかるが、めうつてまはつて、意味いみつうじないのは、まことにまる。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
今……南町奉行大岡越前守忠相、踏みもしない羽織の裾を踏んだと、愚楽老人に言いがかりをつけられて、そのふくよかな顔にこんじはてた色を見せ、
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
いずくんぞく 一けいこんせん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
此方こっちが邪推をめぐらして用心する時は何でもなく、ポカンとして居る時は一番あやうい、実にこまったものです。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
私が殿様から戴いた物を、私宅の門前において難渋者共に戴かせます積りですとうような乱暴な激論で、役人達もこまったと見え
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
貴方がたも誠におこまりでございましょう、実に新吉も残惜のこりおしく思います、いずれ只今私も新吉と同道で参りますから、ヘエ有難う
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
昔から女には男を書く事がむずかしいのでしょう。
産屋物語 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
離婚は悲しむべき事で或場合には罪悪となづけてもいと考えますが、また或場合には罪悪からのがれる正当な手段と見る事も出来ますから、十分その真相を調べた上でなければ是非の判断はむずかしい。
離婚について (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
「どうもねえ、柄の悪いやつを相手にすると、話がむつかしいものだからね。」
瘢痕 (新字旧仮名) / 平出修(著)
「それだから話がむつかしかつたんです。何でもこの行き方ですからなあ。」
瘢痕 (新字旧仮名) / 平出修(著)
コンシテ荊襄ケイジョウヲ守ルスデニ数年
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)