“困阨”の読み方と例文
読み方割合
こんやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今や、仏国の経過せざるべからざる危機の叢中において卒爾そつじとして問う者あり。曰くたれかかくのごとき困阨こんやくをば作出したるか。吾人はたれを罰すべきか。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
いつがきたならこの困阨こんやくを逃れて、苦しまないようになりましょうか、それをお知らせくださいまして、枯魚こぎょ斗水とすいを得るように、また窮鳥が休むに好い枝にくようになされてくださいませ
富貴発跡司志 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
このことたるや実に困阨こんやくなり。艱難なり。危険なり。しかしてこれ今日の大勢なり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)