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困惑
ふりがな文庫
“困惑”の読み方と例文
読み方
割合
こんわく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんわく
(逆引き)
美貌に眼をつけた上級生が無気味な
媚
(
こび
)
で近寄ってくると、かえってその愛情に
報
(
むく
)
いる方法を知らぬ奇妙な
困惑
(
こんわく
)
に
陥
(
おちい
)
った。
雨
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
さすが、
甲州流
(
こうしゅうりゅう
)
の
軍学家
(
ぐんがっか
)
、
智謀
(
ちぼう
)
のたけた
民部
(
みんぶ
)
といえども、この
急迫
(
きゅうはく
)
な
処置
(
しょち
)
には、ほとんど
困惑
(
こんわく
)
したらしく、
憂悶
(
ゆうもん
)
の色がそのおもてを
暗
(
くら
)
くしている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
マスノや小ツルさえ、
困惑
(
こんわく
)
の色を
浮
(
う
)
かべていた。彼女たちにしても、泣きだしたかったのだ。しかし泣けなかった。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
困惑(こんわく)の例文をもっと
(14作品)
見る
困
常用漢字
小6
部首:⼞
7画
惑
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
“困”で始まる語句
困
困憊
困難
困苦
困却
困窮
困厄
困阨
困悶
困絡
“困惑”のふりがなが多い著者
下村湖人
壺井栄
中島敦
海野十三
吉川英治
織田作之助
堀辰雄
野村胡堂