“浮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
53.8%
うか31.7%
うき3.7%
うわ3.7%
うは1.7%
うっ1.4%
うい0.6%
うつ0.6%
うっか0.4%
うかん0.4%
うつか0.4%
0.4%
うけ0.2%
うかべる0.2%
0.2%
ふわ0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくは、そうきくと、物心のつかない幼時のことだけれど、なんとなく、いじらしいのすがたがかんで、しくなるのです。
兄の声 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると其時夕刊紙面ちてゐた外光が、突然電燈つて、何欄かの活字意外んでた。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
何時貴方がお堅くしておられますから、すこしは、うきなされるようにと、それで奥様からくだされたものでございましょう」
水面に浮んだ女 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ついていた者が六助のを見ると、嘘ではない、ホントにお化けを見たような面をしているので、ちょっと茶化しにくいのである。
大菩薩峠:05 龍神の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
由三は何か此う別天地の空氣にでも觸れたやうな感じがして、と氣がついた。またウソ/\と引返して電車に出る。ヤンワリと風が吹出した。埃が輕く立つ。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
御幣ははるかに、不思議に、段々を隔るのが心細いようで、気もかりと、紫玉は、便少ない心持がした。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さうして夫等きるものがならない隙間なく清水谷から辨慶橋いて、まじくてゐると、りの小僧だの閑人が、けて
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
でも、何かの話の拍子に大阪の雀鮨が好きだと、ついかり口を滑らしたので、その男はもうめたものだと思つた。
で、言葉も時代に、鄭重に、生真面目応対。小児等は気を取られて、この味噌摺坊主に、笑うことも忘れてりでいる。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
去年は「元旦」と見出を置いて一寸考えた。何もで来なかったので、一昨年の元日の事を書いた。
元日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
佐渡は、上野から碓氷えて、柏原關山直江津まはりに新潟邊から、佐渡四十五里、とるか、きかするものだ、とりしてた。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
林房雄トイウ一陣涼風ニソソノカサレ、カレテナセルニスギズ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
づかひ——それも恋路のあゆみ、へか——目守れば
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
所謂鮑を得ること多きが故に、岸沚の竹を燒て海中に沈置、朝に之に枝葉に鮑恰も木子〔茸〕の如くなるとかや(伯耆民談)。
他計甚麽(竹島)雑誌 (旧字旧仮名) / 松浦武四郎(著)
又はその当時のモテ加減なぞを思い出してっかり出た「ニヤニヤ」とか「ウフウフ」とかいう気持ちが、鼻の表現のを往来明滅するのを禁ずる事は出来ないのであります。
鼻の表現 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「まさか冗談に貰やしません。いくら僕だってそうついたところばかりから出来上ってるように解釈されちゃ可哀相だ」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
岸本の胸にいて来た。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)