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『第二邪宗門』
ふりがな文庫
『
第二邪宗門
(
だいにじゃしゅうもん
)
』
あな熱し、あな苦し、あなたづたづし。 わが熱き炎の都、 都なる煉瓦の沙漠、 沙漠なる硫黄の海の広小路、そのただなかに、 饑ゑにたるトリイトン神の立像、 水涸れ果てし噴水の大水盤の繞には、 白琺瑯の石の級ただ照り渇き痺れたる。 そのかげに、紅 …
著者
北原白秋
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約44分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
狂
(
たは
)
瞬
(
またたく
)
痙攣
(
ふるへ
)
閉
(
とざし
)
火酒
(
ブランデイ
)
数
(
かぞへ
)
在
(
おは
)
生
(
あ
)
老媼
(
をうな
)
眩暈
(
めくら
)
劫
(
がふ
)
浮
(
うけ
)
沈黙
(
もだ
)
提灯
(
ともし
)
否
(
あらず
)
窮
(
きはまり
)
繞
(
めぐり
)
爺
(
おぢ
)
情人
(
こひびと
)
接吻
(
くちつ
)
薫
(
くゆり
)
静寂
(
じやうじやく
)
噪
(
わ
)
女
(
をみな
)
言
(
もの
)
嗽
(
そそ
)
嘲笑
(
あざわらひ
)
生
(
せい
)
翁
(
おぢ
)
媼
(
をうな
)
舳
(
ぢく
)
後
(
しりへ
)
憂愁
(
わづらひ
)
暈
(
くる
)
痙攣
(
つりかが
)
上
(
へ
)
女人
(
ぢよにん
)
劃
(
か
)
漁
(
いさり
)
湿
(
しめり
)
退
(
しざ
)
汝等
(
なれら
)
接吻
(
くちつけ
)
揺曳
(
ゆらび
)
面
(
かほ
)
生
(
うま
)
爛
(
あか
)
燥
(
い
)
平和
(
なごみ
)
滴
(
たら
)
冷
(
ひやゝ
)
掌
(
たなぞこ
)
薫
(
く
)
歔欷
(
すすり
)
棒
(
きう
)
香
(
かう
)
裂
(
ちぎ
)
角
(
つぬ
)
億劫
(
おくごふ
)
叫喚
(
わめき
)
面
(
も
)
坐
(
すは
)
卓
(
しよく
)
間
(
ひま
)
尋
(
と
)
抵抗
(
あらがひ
)
曲
(
きよく
)
美
(
うま
)
黄
(
あめ
)
笑
(
わらひ
)
眩暈
(
めくるめき
)
破
(
やれ
)
清
(
すが
)
薔薇
(
いばら
)
褐色
(
くりいろ
)
外
(
と
)
雑木
(
ざわき
)
密
(
みつ
)
対
(
つゐ
)
酔漢
(
ゑひどれ
)
眠
(
ぬ
)
湿
(
うるほ
)
軟
(
なよ
)
冷
(
ひやや
)
慄
(
わなな
)
戦慄
(
わななき
)
薫
(
かをり
)
騒
(
さは
)
喘
(
あへぎ
)
黝
(
ねずみ
)
負傷
(
てお
)
極
(
きは
)
笑
(
ゑみ
)
斑
(
まば
)
鞺鞳
(
だうたふ
)
現
(
うつゝ
)
呪咀
(
のろひ
)
紅
(
あけ
)
女
(
め
)
韈
(
たび
)