“平和”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へいわ78.9%
やはらぎ4.2%
やわらぎ4.2%
ひらかず1.4%
おだやか1.4%
しずけさ1.4%
なぎ1.4%
なごみ1.4%
ぶじ1.4%
やすき1.4%
やすらか1.4%
ピンフ1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんらんとして、百みだれている、そして、いつも平和へいわ楽土らくどが、そこにはあるもののごとくおもわれました。
深山の秋 (新字新仮名) / 小川未明(著)
其上そのうへ乘客じようきやくがみんな平和へいわかほをして、どれもこれもゆつたりと落付おちついてゐるやうえた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
さては安寧たいら平和やはらぎ
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
快樂けらく、希望、平和やはらぎ
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
「貧しき者はさいわいなり」「かなしむ者は福なり」「柔和なる者は福なり」「矜恤あわれみする者は福なり」「平和やわらぎを求むる者は福なり」
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
平和やわらぎりいつきて、
わなゝき (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
「うん。名前は知らんがちゃんと判ってるんだ。あんまり亭主を踏みつけた真似をするな。バカにしやがって。平和ひらかず。おい。酒を買って来い。飲みながらとっちめてやる」
凡人凡語 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
その子の名前は、平和ひらかずと言うのです。平和と言うからには、終戦後に生れたのに違いありません。何が何でも勝ち抜くぞの時代に、自分の子供に平和なんて名がつけられる筈はないですからねえ。
凡人凡語 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
——イエスはすでに察していた。彼の動作は狂わしかった。いつものような平和おだやかさがなく、木の根や岩につまずいた。そうして幾度も休息した。それでもそのつど説教した。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そこに、ただそこに、きみがためにはしろき平和しずけさあらむ。
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
おお月よ、おとめアルダナの熱き胸の上に海のぎの平和なぎをあたえよ
(新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
ああ平和なごみ、我はも恋のさみし児か、神にいつきの
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
明かしを立ててくだされとさっきお願いするや否や蒼白まっさおにお顔の色を変え物をも言わず家を出られ何んとも答えてはくださらぬので、さては謀反のあの噂は根無し草ではなかったのかと、初めて私は恐ろしくなり、いよいよそうなら絶体絶命、葡萄大谷ぶどうおおや平和ぶじのため、ご主君様への忠義のため
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
平和やすきはなほひがたきかくれ水か、
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
こう云ってしまうと山吹はいかにも安心したようにさも平和やすらかに眼をとじた。そうしてそれから二日ばかり活きたが三日目の朝には息絶えていた。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
友田を経て俺の番になった。幸か不幸か、求め難い辺三索ペンザンソオをつかんで来たので、今や孤立せる八索一個を捨てれば、一四七筒イースーチートンの絶好の平和ピンフの聴牌である。
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)