“葡萄大谷”の読み方と例文
読み方割合
ぶどうおおや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その流域ながれを西南にとって五日余りも辿った時、いよいよ彼らの国土とも云うべき葡萄大谷ぶどうおおや大谿谷だいけいこくの入口にまで着いたのであった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
初めて私は恐ろしくなり、いよいよそうなら絶体絶命、葡萄大谷ぶどうおおや平和ぶじのため、ご主君様への忠義のため
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
岩石ヶ城へはみずから好んで捕われ参ったのでござります。私の使命は芳江姫を助け出すことにござります。姫君お帰りなき時は葡萄大谷ぶどうおおや谿国けいこくは自滅するのでござりますぞ。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)