“葡萄園”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶどうえん50.0%
ぶどうぞの16.7%
はたけ16.7%
ぶだうばたけ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある人が葡萄園ぶどうえんを造り、まがきめぐらし、酒槽さかぶねの穴を掘り、物見の番小屋をたて、すっかり仕度をして農夫どもに貸しておいて、遠くに旅立ちした。
しゅねがわくはおんてんよりたまえ、なんじ右手めてもてたまえるこの葡萄園ぶどうぞの見守みまもらせたまえ、おとなたまえ。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
……それは僕の葡萄園はたけの奴だ。この罎はナヷリージェの葡萄園はたけのだし、こっちはアハトゥロフのだ。……三つともって見て、ひとつ忌憚のないところをきかしてくれ。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
されど汝、たゞ消さんとてしるす者よ、汝が荒す葡萄園ぶだうばたけの爲に死にたるピエートロとパオロとは今も生くることを思へ 一三〇—一三二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)