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籬
ふりがな文庫
“籬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まがき
82.4%
かき
10.2%
ませ
3.7%
がき
1.9%
いけがき
0.9%
り
0.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まがき
(逆引き)
何ぞ
若
(
し
)
かん、俗に混じて、しかも
自
(
みづか
)
ら俗ならざるには。
籬
(
まがき
)
に菊有り。
琴
(
こと
)
に
絃
(
げん
)
無し。
南山
(
なんざん
)
見
来
(
きた
)
れば常に悠々。
寿陵余子
(
じゆりようよし
)
文を
陋屋
(
ろうをく
)
に売る。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
籬(まがき)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かき
(逆引き)
次の日は早朝から家を出て、また引っ返して
籬
(
かき
)
の外から窺っていると、一人の少女が甕の中から出て、
竈
(
かまど
)
の下に火を焚きはじめた。
中国怪奇小説集:04 捜神後記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
籬(かき)の例文をもっと
(11作品)
見る
ませ
(逆引き)
籬
(
ませ
)
のうちなる白菊、というのは
真瀬
(
ませ
)
ノ
市
(
いち
)
という按摩の金貸しのお嬢さん。われら(吾良)というのは
憶良
(
おくら
)
の弟子ぐらいにあたる貧乏な詩人。かくしつつ、というのは
確執
(
かくしつ
)
して。
だいこん
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
籬(ませ)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
がき
(逆引き)
トントン/\と
登
(
あが
)
るをすが
籬
(
がき
)
のうちから見て、あゝ来て呉れたなと嬉しく飛立つようですが、他の
張店
(
はりみせ
)
している娼妓の手前もありますので
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
籬(がき)の例文をもっと
(2作品)
見る
いけがき
(逆引き)
それに、クリヴォフ様が吊された武具室の窓だっても、ちょうどあの辺だけが、美男桂の
籬
(
いけがき
)
に遮られているのです。ですから、ああいう動物曲芸のあった事さえ、私はてんで知らなかったのです
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
籬(いけがき)の例文をもっと
(1作品)
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り
(逆引き)
竹を插んで
籬
(
り
)
と為す、其地の数の如し。五石瓮(かめ)を
※
(
うづ
)
め、泉を
瀦
(
た
)
めて池と為し、千葉の白芙※(蓮)を植う。又た木の品(木の類)若干と草の品若干を雑へ植う。之を名づけて東籬と曰ふ。
小国寡民
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
籬(り)の例文をもっと
(1作品)
見る
籬
漢検1級
部首:⽵
25画
“籬”の関連語
生垣
垣
桧垣
“籬”を含む語句
籬外草満地
大籬
籬落
竹籬
瑞籬
雛飛欲越籬
籬高堕三四
呼雛籬外雞
杉籬
籬根
生籬
東籬
神籬
透籬
眞籬根
籬外
籬高随三四
総籬
籬際
采菊東籬下
...
“籬”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
紫式部
高浜虚子
吉川英治
アリギエリ・ダンテ
牧野富太郎
ニコライ・ゴーゴリ
二葉亭四迷
井上円了
谷崎潤一郎