“若”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
53.1%
わか22.7%
もし8.6%
7.6%
わけ2.8%
ごと1.3%
もしく0.4%
0.4%
わこ0.4%
ワカ0.4%
(他:19)2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“若”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸69.4%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション64.2%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本58.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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クリストの教へた逆説の一つは「我まことに汝等に告げん。し改まりて幼な児の如くならずば天国に入ることを得じ」である。
西方の人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
し自然の名のもとに如何なる旧習も弁護出来るならば、まず我我は未開人種の掠奪りゃくだつ結婚を弁護しなければならぬ。
侏儒の言葉 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
『あなたは生前せいぜんすこしもおかわりがないばかりか、かえってすこしおわかくなりはしませぬか。』
こころしずめてこちらからのぞいてますと、其処そこには二十五六のわかうつくしいおんな
しかし、若い青年の心に、この不用意な、もしくは極めて巧みに巧まれた、この言葉が、こうひびくのがどうしておかしかろう。
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
もしかへりたらんには、おそらく踏留るは三分の一弱に過ぎざりけんを、と我物顔に富山は主と語合へり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
老羸ろうるいなほかくの如くにしていささか時運に追随することを得たりとせんか、幸何ぞよくこれにくものあらんや。
桑中喜語 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
自分の乗っている車の運転手から呼び掛けられ、君江はさすがにびっくりはしたものの、知らぬ顔で押通すにくはないと思定め
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
作「えゝ誠にお久しくお目に懸りやせんが、何時いつもお達者でわけえねえ、最早もうたしか四十五六になったかえ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「ああ、ここは面白おもしれとこだぜ、この島はな、――わけえ者が上陸するにゃほんとに面白え処だ。」と彼は言った。
満枝はにはか煙管きせるもとめて、さてかたはらに人無きごとゆるやかけふりを吹きぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
有明ありあけ月冷つきひややかに夜は水のごとしらみて、ほのぼのと狭霧罩さぎりこめたる大路のせきとして物の影無きあたり
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
併し是等が多數のものに行はれないと云ふのは教育の方向、もしくは其の普及の程度に依つて定まるのではないかと思はれるのであります。
仮名遣意見 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
比律賓フィリッピン第四飛行聯隊の主力は、オロンガボオ軍港を脱出し、中華民国浙江省せっこうしょう西湖せいこに集結せるものの如く、しかして此後このごの行動は、数日後を期して、大阪もしくは東京方面を襲撃せんとするものと信ぜらる。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「そんだが勘次かんじさんは本當ほんたうけえな。のおとつゝあたあ、たえしたちげえだな」といつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「判ってますよ。――だっていいじゃないか。ーさんはあんなお人よしで独りでよがっているんだし、たまにうくらい何でもありゃしない。」
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
わこ達のセレナーデが、夜っぴて米沢町の路地で競演する風景は、まことに哀れ深いものがあったでしょう。
そのころ良人おっとはまだわこうございました。
木津ではワカシユの団体たる若中ワカナカの上に、兄若アニワカシユと云ふ者があつた。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
之をさし立てゝ、夕日から朝日の照るまで、天つのりとの太のりとゴトを申して居れ。さすれば、マチとしてはワカひるに五百篁ユツタカムラが現れよう。
をさなも、おいわかきも、さをとめも、妻も、夫も。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
をさなも、老もわかきも、さをとめも、妻も、夫も。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
し又、適当な語を知つて居たにしたところで、今はそんな事に、考へをミダされては、ならぬ時だつたのである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
……さう思へば、しや今、千部に満たずにしまふやうなことがあつたら、我がタマは何になることやら。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
モシハヾ者天地モロモロ神及天皇霊ニカケセム矣(敏達天皇十年閏二月)
古代人の思考の基礎 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
凡隊中ノ事 一切隊長ノ処分シヨブンニ任ス 敢テ或ハ違背イハイスル勿レ モシ暴乱ボウラン事ヲヤブリ モウ謬害リヤウガイヒクニ至テハ 隊長其死活シクハツセイスルモ亦ユル
海援隊約規 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)
小銅五厘なり、交番へ届けると、このおさばきが面白い、「おはん金鍔きんつばを食うがかッ。」勇んで飛込んだ菓子屋が、立派過ぎた。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
色は浅黒く、髪の毛には波を打ったような癖が目立って、しか生端はえぎわ薄く、それを無造作に何時いつも櫛巻きにしていた。
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
「えいっ」と早技。力一杯に手裏剣を打った。それは刀の小柄を抜いたのだ。五十間飛ばしたのは見事で有った。しかも命中して、悪僧の眉間に白毫びゃくごうを刻する如く突立った。
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
ここおいテ項王すなわチ悲歌慷慨こうがいシ自ラ詩ヲつくリテいわク「力山ヲ抜キ気世ヲおおフ、時利アラズ騅カズ、騅逝カズ奈何いかんスベキ、虞ヤ虞ヤなんじ奈何いかニセン」ト。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
恒雄はにがい表情をして遠くの方を見つめた。
囚われ (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
しかし年はわかいし勢いは強い時分だったからすぐにまた思い返して、なんのなんの、心さえたしかなら決してそんなことがあろうはずはないと、ひそかにみずから慰めていた。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
さるはその真ならんよりなほ夢のうちなるべきを信ずるの当れるを思へるなり、美しさも常に増して、夢に見るべき姿などのやうに四辺あたり可輝かがやかしく、五六歳いつつむつばかりもわかやぎて、その人の妹なりやとも見えぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
またその矢河枝比賣が弟、袁那辨をなべの郎女に娶ひて生みませる御子、宇遲うぢわき郎女一柱。
腹には黒雷居り、ほとにはさく雷居り、左の手にはわき雷居り、右の手にはつち雷居り、左の足にはなる雷居り、右の足にはふし雷居り
八兵衛わアかいぞ
小さな鶯 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
それがね、お屋敷うちでね、一つ所で働くわッけさむれえがあって、え男よ、其方そっちを掃いてくんろ、わしイ拭くべえていった様な事から手が触り足が触りして、ふと私通くッついたんだ
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「おはんも何かないと、お困りだろうからね、わーさんなら、堅くてさっぱりしていて、世話の焼けない方だから、よかろうと思ってね。」
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
ケタシ、出雲の石※イハクマ曾宮ソノミヤに坐す、葦原色許男アシハラシコヲ大神を以てイツハフリが、大庭か、と問ひ賜ひき。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ワガフたつてゴト好ギだテハデれダ夫婦フフだネ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)