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『仮名遣意見』
ふりがな文庫
『
仮名遣意見
(
かなづかいいけん
)
』
私は御覽の通り委員の中で一人軍服を着して居ります。で此席へは個人として出て居りまするけれども、陸軍省の方の意見も聽取つて參つて居りますから、或場合には其事を添へて申さうと思ひます。最初に假名遣と云ふものはどんなものだと私は思つて居るか、それ …
著者
森鴎外
ジャンル
言語 > 日本語 > 音声 音韻 文字
初出
「臨時假名遣調査委員會議事速記録」1909(明治42)年1月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約39分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
主
(
お
)
後
(
あ
)
極
(
きはま
)
凡
(
おほよ
)
強
(
しひ
)
若
(
もしく
)
恐
(
おそら
)
訂
(
なほ
)
輕
(
かろん
)
雖
(
いへ
)
和
(
わ
)
御尤
(
ごもつと
)
約
(
つゞ
)
元
(
も
)
容易
(
やさ
)
差支
(
さしつかへ
)
朽
(
くち
)
毅
(
こはし
)
精
(
くは
)
譬
(
たとへ
)
輸出
(
しゆしゆつ
)
韁
(
きやう
)
保延
(
はうえん
)
儘
(
まゝ
)
其
(
そ
)
即
(
すなは
)
却
(
かへ
)
堅牢
(
けんらう
)
大槻
(
おほつき
)
契冲
(
けいちゆう
)
尚
(
な
)
就
(
つい
)
抑
(
そもそ
)
文雄
(
ぶんゆう
)
是
(
こ
)
木居
(
こゐ
)
杞憂
(
きいう
)
楫
(
かぢ
)
極
(
きま
)
此處
(
ここ
)
殆
(
ほと
)
波
(
は
)
烏許
(
おこ
)
猶
(
なほ
)
稍〻
(
やゝ
)
網羅
(
まうら
)
羅馬
(
ロオマ
)
舊
(
ふる
)
藍
(
あゐ
)
藤岡
(
ふぢをか
)
誤謬
(
ごびう
)
諮詢
(
しじゆん
)
鄭重
(
ていちよう
)
阿
(
あ
)
三宅
(
みやけ
)
中
(
うち
)
之
(
これ
)
云
(
い
)
云事
(
いふこと
)
云詞
(
いふことば
)
亞
(
つ
)
何
(
ど
)
何處
(
どこ
)
併
(
しか
)
例之
(
たとへ
)
偏頗
(
へんぱ
)
僻案
(
へきあん
)
兎
(
と
)
其處
(
そこ
)
勿論
(
もちろん
)
卑
(
いや
)
印度
(
インド
)
固
(
もと
)
夫故
(
それゆゑ
)
奔
(
はし
)
定家
(
ていか
)
已
(
や
)
恰
(
あたか
)
扨
(
さて
)
拉甸
(
ラテン
)
拵
(
こしら
)
掟
(
おきて
)
採上
(
とりあ
)
措
(
お
)
據
(
よ
)
斯
(
か
)
明魏
(
みやうぎ
)
易
(
やす
)
是迄
(
これまで
)
模糊
(
もこ
)
比喩
(
ひゆ
)
洵
(
まこと
)
流布
(
るふ
)
淨
(
きよ
)
然
(
しか
)
甚
(
はなは
)
筈
(
はず
)
縱令
(
たとひ
)
翁麿
(
おきなまろ
)
而
(
しか
)