“杞憂”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きゆう82.6%
きいう14.5%
うれひ1.4%
おそれ1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“杞憂”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
八丁堀同心や半七らがうたがっていたような勤王や討幕などの陰謀はまるで跡方もないことで、一種の杞憂きゆうに過ぎなかった。
半七捕物帳:26 女行者 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
次に女子解放運動が、女子をして、その母性を失わしめると論じるのも理由のないことで、事実を離れた、一種の杞憂きゆうです。
「女らしさ」とは何か (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
國家の基礎が動揺して、今にも、革命の慘禍が渦まくかの樣に思つたことは、どうやら杞憂きいうにすぎなかつたとも考へて見なければならなかつた。
計画 (旧字旧仮名) / 平出修(著)
一体世の中の事は、うなつて欲しいと思ふ願望が容易に実現しないものであると共に、斯うなつたら困ると思ふ杞憂きいうも案外に到来せずに済むものである。
公判 (新字旧仮名) / 平出修(著)
とは見る人の杞憂うれひにて、蝴蝶はひたすら花を尋ね舞ふ。
北村透谷詩集 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
ありとしも見えわかぬ棹取さをとり杞憂おそれ深げに、
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)