野呂栄太郎
1900.04.30 〜 1934.02.19
“野呂栄太郎”に特徴的な語句
仕
著者としての作品一覧
岩波茂雄宛書簡:01 一九三一年八月十七日(新字新仮名)
読書目安時間:約1分
拝啓 残暑かえって厳しき折柄いよいよ御清健のことと拝察賀び奉り候。 さて、「日本資本主義発達史講座」の件に関し、昨日編輯会議を開き、先日差上げたる私案及び貴店編輯部案を参酌して大体 …
読書目安時間:約1分
拝啓 残暑かえって厳しき折柄いよいよ御清健のことと拝察賀び奉り候。 さて、「日本資本主義発達史講座」の件に関し、昨日編輯会議を開き、先日差上げたる私案及び貴店編輯部案を参酌して大体 …
岩波茂雄宛書簡:02 一九三一年九月二十一日(新字新仮名)
読書目安時間:約1分
拝啓前略 先日は失礼仕りました、講座の方は着々進行しておりますから御安神願います。 さて逸見重雄君の奥様が何かで生活費の一部なりとも稼ぎたいと申すのでございますが、校正の仕事にでも …
読書目安時間:約1分
拝啓前略 先日は失礼仕りました、講座の方は着々進行しておりますから御安神願います。 さて逸見重雄君の奥様が何かで生活費の一部なりとも稼ぎたいと申すのでございますが、校正の仕事にでも …
加藤正宛書簡:一九三三年三月十三日(新字新仮名)
読書目安時間:約2分
お手紙拝見いたしました。 野村耕作氏の研究は希望閣から出版することに決定、昨年夏頃校了になっているはずです。それが未だに発売できずにいるのは、多分一は希望閣の財政上の理由に、他は私 …
読書目安時間:約2分
お手紙拝見いたしました。 野村耕作氏の研究は希望閣から出版することに決定、昨年夏頃校了になっているはずです。それが未だに発売できずにいるのは、多分一は希望閣の財政上の理由に、他は私 …
十月革命と婦人の解放(新字新仮名)
読書目安時間:約8分
資本主義体制に対する社会主義体制の優越性が今日ほど明瞭になったことはない。停滞し、腐朽し、没落への一途をたどりつつある資本主義制度に対して、社会主義の建設に素晴らしい成功を収めつつ …
読書目安時間:約8分
資本主義体制に対する社会主義体制の優越性が今日ほど明瞭になったことはない。停滞し、腐朽し、没落への一途をたどりつつある資本主義制度に対して、社会主義の建設に素晴らしい成功を収めつつ …
進むべき道(新字新仮名)
読書目安時間:約2分
時代の第一線に立たんとする青年大衆はいかなる準備を必要とするか 質問(A)貴下が、現在の職業にはいられた理由、もしくは動機 質問(B)貴下関係の職業に進まんとする青年は、特にいかな …
読書目安時間:約2分
時代の第一線に立たんとする青年大衆はいかなる準備を必要とするか 質問(A)貴下が、現在の職業にはいられた理由、もしくは動機 質問(B)貴下関係の職業に進まんとする青年は、特にいかな …
『日本資本主義発達史講座』趣意書(新字新仮名)
読書目安時間:約3分
世界経済恐慌の発展は全資本主義体制の、従ってまた日本資本主義制度の根底を揺り動かしている。資本主義の一般的危機の先鋭化、その上に進行しつつある恐慌の破局的深刻化、国際的諸対立の脅威 …
読書目安時間:約3分
世界経済恐慌の発展は全資本主義体制の、従ってまた日本資本主義制度の根底を揺り動かしている。資本主義の一般的危機の先鋭化、その上に進行しつつある恐慌の破局的深刻化、国際的諸対立の脅威 …
平野義太郎宛書簡:01 一九三一年九月二十日(新字新仮名)
読書目安時間:約2分
拝啓前略、 その後平田兄、羽仁兄等と相談の結果各部会を別々に開くと各部に関係のある者が何度も会合のために煩わされるから、もう少し仕事が進行するまでは共同部会にしてはどうかというので …
読書目安時間:約2分
拝啓前略、 その後平田兄、羽仁兄等と相談の結果各部会を別々に開くと各部に関係のある者が何度も会合のために煩わされるから、もう少し仕事が進行するまでは共同部会にしてはどうかというので …
平野義太郎宛書簡:02 一九三一年十二月二十四日(新字新仮名)
読書目安時間:約1分
御手紙ありがたく拝見仕りました。結構なる御見舞品まで賜わり御厚情の程感謝申し上げます。早速いただきましたが風味もよく非常に結構でございます。 編集会議にも研究会にもたびたび欠席仕り …
読書目安時間:約1分
御手紙ありがたく拝見仕りました。結構なる御見舞品まで賜わり御厚情の程感謝申し上げます。早速いただきましたが風味もよく非常に結構でございます。 編集会議にも研究会にもたびたび欠席仕り …
平野義太郎宛書簡:03 一九三二年二月二十六日(新字新仮名)
読書目安時間:約1分
後れて申訳ありません。 全体として異議ありません。ただ次の点をもう少し強調する必要はないでしょうか? それは明治維新後の資本の原始的蓄積の現実的過程の特質によって「農業の生産行程に …
読書目安時間:約1分
後れて申訳ありません。 全体として異議ありません。ただ次の点をもう少し強調する必要はないでしょうか? それは明治維新後の資本の原始的蓄積の現実的過程の特質によって「農業の生産行程に …
平野義太郎宛書簡:04 一九三二年四月三十日(新字新仮名)
読書目安時間:約2分
御手紙拝見いたしました。 一、編集人の件、なるべくなら他の講座同様岩波氏にしていただいた方、万事好都合と思いますので、極力そうしてもらうよう交渉すべきだと存じます。岩波氏としては本 …
読書目安時間:約2分
御手紙拝見いたしました。 一、編集人の件、なるべくなら他の講座同様岩波氏にしていただいた方、万事好都合と思いますので、極力そうしてもらうよう交渉すべきだと存じます。岩波氏としては本 …
平野義太郎宛書簡:05 一九三二年五月二十三日(新字新仮名)
読書目安時間:約2分
拝復 たびたび御手紙賜わりありがたく存じます。その都度御返事申し上ぐべきところ延引仕り何とも申訳ございません。御蔭でいよいよ第一回配本を了したこと喜びと感謝にたえません。 井汲、逸 …
読書目安時間:約2分
拝復 たびたび御手紙賜わりありがたく存じます。その都度御返事申し上ぐべきところ延引仕り何とも申訳ございません。御蔭でいよいよ第一回配本を了したこと喜びと感謝にたえません。 井汲、逸 …
平野義太郎宛書簡:06 一九三二年六月六日(新字新仮名)
読書目安時間:約1分
御手紙拝見いろいろと御尽力感謝します。 御申越しの要項は御忘れになってゆかなかったようです。細川氏の原稿は今月中旬までには必ず脱稿して送るとの確答を得ております。玉城氏の方を至急御 …
読書目安時間:約1分
御手紙拝見いろいろと御尽力感謝します。 御申越しの要項は御忘れになってゆかなかったようです。細川氏の原稿は今月中旬までには必ず脱稿して送るとの確答を得ております。玉城氏の方を至急御 …
平野義太郎宛書簡:07 一九三二年九月八日(新字新仮名)
読書目安時間:約1分
御手紙拝見仕りました。いろいろと御尽力を感謝申し上げます。編集会議の模様についてはその都度井汲君から伺っています。 小倉氏の自然科学史に岡氏が協力する点については岡氏の政治的立場( …
読書目安時間:約1分
御手紙拝見仕りました。いろいろと御尽力を感謝申し上げます。編集会議の模様についてはその都度井汲君から伺っています。 小倉氏の自然科学史に岡氏が協力する点については岡氏の政治的立場( …
平野義太郎宛書簡:08 一九三三年三月(新字新仮名)
読書目安時間:約1分
その後は講座のことも、四半期報のことも全く放棄の形で何とも申訳ございません。またまた十日ばかり前から盲腸炎を再発致しましたので、また当分絶対安静を余儀なくされてしまいました。講座及 …
読書目安時間:約1分
その後は講座のことも、四半期報のことも全く放棄の形で何とも申訳ございません。またまた十日ばかり前から盲腸炎を再発致しましたので、また当分絶対安静を余儀なくされてしまいました。講座及 …
三田社会科学研究会(新字新仮名)
読書目安時間:約2分
成立以来十名前後を上下していたわが研究会も、五月二十四日の公開講演会、その後の講義開始等によって一躍六十余名を擁するにいたった。もし数の増加が同時に質の充実を意味するものであるなら …
読書目安時間:約2分
成立以来十名前後を上下していたわが研究会も、五月二十四日の公開講演会、その後の講義開始等によって一躍六十余名を擁するにいたった。もし数の増加が同時に質の充実を意味するものであるなら …
三田社会科学研究会報告(新字新仮名)
読書目安時間:約2分
ともかくも順調な歩みをもって、華々しくはないが危なっけの少ない生長を遂げている。会員が案外よく会の本質を理解して積極的な活動を吝まないことと、絶えず熱心な入会者のあることとは、前途 …
読書目安時間:約2分
ともかくも順調な歩みをもって、華々しくはないが危なっけの少ない生長を遂げている。会員が案外よく会の本質を理解して積極的な活動を吝まないことと、絶えず熱心な入会者のあることとは、前途 …
名人上手に聴く(新字新仮名)
読書目安時間:約7分
もう三、四カ月も前であったと思うが、偶然の機会に、木村八段の将棋講座のラジオ放送を聞いた。飛車落ち定石の説明のようであったが、私の聞いたのはその終わりの五、六分間である。木村八段は …
読書目安時間:約7分
もう三、四カ月も前であったと思うが、偶然の機会に、木村八段の将棋講座のラジオ放送を聞いた。飛車落ち定石の説明のようであったが、私の聞いたのはその終わりの五、六分間である。木村八段は …
“野呂栄太郎”について
野呂 栄太郎(のろ えいたろう、野呂 榮太郞、1900年〈明治33年〉4月30日 - 1934年〈昭和9年〉2月19日)は、日本の在野のマルクス経済学者で、戦前の非合法政党時代の日本共産党の理論的指導者の一人であるとともに、幹部(委員長)として党を指導するなど、実践活動にも関わった。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
“野呂栄太郎”と年代が近い著者
今月で没後X十年
今年で生誕X百年
今年で没後X百年
ジェーン・テーラー(没後200年)
山村暮鳥(没後100年)
黒田清輝(没後100年)
アナトール・フランス(没後100年)
原勝郎(没後100年)
フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット(没後100年)
郡虎彦(没後100年)
フランツ・カフカ(没後100年)