“仕”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つかまつ49.0%
20.1%
つか18.9%
つかまつり4.1%
つかま1.8%
ツカ1.2%
0.6%
つかえ0.6%
つこ0.6%
ツカマツ0.6%
(他:9)2.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“仕”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸33.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語6.6%
歴史 > 伝記 > 個人伝記5.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
笑うてやらっしゃりませ。いけ年をつかまつって、貴女が、ね、とおっしゃったをせばいことでござります。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
機織はたおりの声が致すのは、そのほうにも聞えような。これを題に一首つかまつれ。」と、御声がかりがございました。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
モーそのころわたくしにはなかなにやら味気あじけなくかんじられてょうがないのでした。
将軍ウヰルソンがある時コネクチカツトの議員をてゐる自分の義弟それがしと、リンコルン大統領を訪ねた事があつた。
頼家 いや、なおかさねて主人あるじに所望がある。この娘を予が手もとに召しつかいとう存ずるが、奉公さする心はないか。
修禅寺物語 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
私も山の中より町の方が面白おもしろいから、御飯ごはんだけべさしてくだされば、長くあなたのそばつかえて
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
この節におよび大臆病者ども変心こころをかえ退散つかまつり候者えらみ捨て、ただ今申合せ必死相極め候面々めんめん
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
「近頃立身致し候。紙幣は障子を張る程有之これあり諸君も尊敬つかまつり候。研究も今一足故暫時ざんじ不便を御辛抱願候。」
革トランク (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
正慶二年(北朝年号)二月二日、赤坂城へ向つて、武恩に報ぜんがため、討死つかまつりをはんぬ
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つかまつりぬ、あわれ御従軍おんとも御許おんゆるしあらば、
鬼桃太郎 (新字新仮名) / 尾崎紅葉(著)
あの柔和な、五十を越してもまだ、三十代の美しさを失はぬあの方が、近頃おこりつぽくなつて、よく下官や、ツカビトを叱るやうになつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
あの柔和な、五十を越してもまだ、三十代の美しさを失はぬあの方が、近頃おこりつぽくなつて、よく下官や、ツカビトを叱るやうになつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
「さあどうだ。二人とも地面じびたに手をいて、お辞儀をしなせえ。拳固で一つ頭をこつんだ。もちろん酒は私がおごってやる」と馬鹿に威張り出した。
怪異暗闇祭 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
——根は一介の染物屋の職人に過ぎなかったが、染型をつける紺屋糊こんやのりのあつかいから太刀使いを発明して、鞍馬僧の長刀なぎなたの上手にいたり、八流の剣法を研究したりして、ついに、一流をたて
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鬼武は本名を前野曼助まえのまんすけといい、以前は某藩侯の家来であったが、後につかえを辞して飯田町に住み、更に浅草のうばヶ池のほとりに住んでいたという。
自来也の話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
で李白は危険を感じ、事を設けてつかえを辞した。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
父の行綱は今こそこんなにやつれ果てているが、七年前は坂部庄司蔵人行綱さかべのしょうじくらんどゆきつなと呼ばれて、院の北面ほくめんつこうまつる武士であった。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ナニ先生になれば男なんかにひざを屈して。つこうまつッてはいないわネー。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
羽柴筑前事、御届ケニモ及バズ、勝手ニ帰陣ツカマツリ候段、言語道断ゴンゴダウダン曲事キヨクジ屹度キツト御折檻ゴセツカン被下可クダサルベヤウ——
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
事ノ決断成リカネ、息ノツマル程、工夫ニ悩ム折ナドモ、官兵衛ニ語ラヒ、何トスルヤト問フニ、彼サシテ分別フンベツマドサマモナク、ソレハ箇様カヤウニナスガヨロシクコレハ左様ニツカマツルガ然ルベシナド、立チ所ニ答ヘ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まだいくらもられてないは、黄褐色くわうかつしよくあかるいひかり反射はんしやして、處々しよ/\はたけくはも、しもふまではとこずゑちひさなやはらかなの四五まいうるほひをつてるのみである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「だつて、堪るも堪らないもないぢやないか。地主様のつしやる事、誰が苦情を申立てられよう!」と、ほかの声が答へた。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
京子の来るまでの三日は何にもる事が無い様な顔をしてやたらに待ちあぐんだ。
千世子(二) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
余が幼き頃より長者の教を守りて、まなびの道をたどりしも、つかへの道をあゆみしも、皆な勇気ありてくしたるにあらず、耐忍勉強の力と見えしも、皆な自ら欺き、人をさへ欺きつるにて、人のたどらせたる道を、一条ひとすぢにたどりしのみ。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
いけ年をつかまつってもとかく人真似まねめられぬもの、ましてや小供といううちにもお勢は根生ねおい軽躁者おいそれものなれば尚更なおさら
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
右四箇条相背あいそむき候わば、この一大事成就じょうじゅつかまつらず候。しかればこの度退散の大臆病者と同前たるべく候こと。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
宰相君さいしょうのきみ御供仕おんともしたまへる御ともつこうまつりに、上月景光主こうづきかげみつぬしのめされてはるばるのぼりけるうまのはなむけに
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
「西の丸づかえか。北の丸仕えか」
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いゝえ、そりや、たゞのおどかしだといふことですぜ。今度から、そんな場合を見たら素知らぬ顔で脇さへ見てゐれば好いのだ、気をつけろといふ遠廻しの忠告ですつてさ、るとなれば前触れなんてする筈もないぢやありませんか。」
鬼涙村 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)