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北面
ふりがな文庫
“北面”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほくめん
83.3%
きたおもて
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほくめん
(逆引き)
父の行綱は今こそこんなにやつれ果てているが、七年前は
坂部庄司蔵人行綱
(
さかべのしょうじくらんどゆきつな
)
と呼ばれて、院の
北面
(
ほくめん
)
を
仕
(
つこ
)
うまつる武士であった。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
『
北面
(
ほくめん
)
の
中
(
うち
)
でも、わけて勇猛と聞こえのある、佐藤兵衛尉義清の口から、いままでにない言葉を聞く。どうかしたのか。おい』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
北面(ほくめん)の例文をもっと
(5作品)
見る
きたおもて
(逆引き)
一度、姉がわずらって、何かと手が無かったものだから、その猫を婢たちのいる
北面
(
きたおもて
)
にやり放しにして置いたことがあった。猫は、その間じゅう、北面の方で苦しそうに泣きつづけていた。
姨捨
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
北面(きたおもて)の例文をもっと
(1作品)
見る
“北面”の意味
《名詞》
北面(ほくめん)
北に面すること、又は、北に面した部分。
(歴史)上皇の住む院の北側の部屋。cf.北面武士
(出典:Wiktionary)
北
常用漢字
小2
部首:⼔
5画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“北面”で始まる語句
北面乱星
北面稽首
検索の候補
北面乱星
北面稽首
北表面
西面北部
“北面”のふりがなが多い著者
風巻景次郎
作者不詳
吉川英治
堀辰雄
岡本綺堂