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『姨捨』
ふりがな文庫
『
姨捨
(
おばすて
)
』
わが心なぐさめかねつさらしなや をばすて山にてる月をみて よみ人しらず 上総の守だった父に伴なわれて、姉や継母などと一しょに東に下っていた少女が、京に帰って来たのは、まだ十三の秋だった。京には、昔気質の母が、三条の宮の西にある、父の古い屋形 …
著者
堀辰雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝春秋」1940(昭和15)年7月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約35分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
赫
(
かが
)
空
(
うつ
)
薫
(
かおる
)
漸
(
や
)
摩
(
ず
)
木菟
(
ずく
)
畢
(
お
)
乳児
(
ちご
)
守
(
かみ
)
一向
(
ひとむき
)
婢
(
はしため
)
老
(
お
)
詮
(
あき
)
徐
(
しず
)
女
(
むすめ
)
赫
(
かがや
)
即
(
つ
)
耄
(
ほう
)
暇乞
(
いとまごい
)
東
(
あずま
)
羽掻
(
はが
)
機会
(
しお
)
溜
(
た
)
簾
(
みす
)
微笑
(
ほほえみ
)
髣
(
ほの
)
駐
(
と
)
詞少
(
ことばすくな
)
中
(
なか
)
佗
(
わ
)
跨
(
またが
)
北面
(
きたおもて
)
雑
(
ま
)
遣戸
(
やりど
)
穉児
(
おさなご
)
浮舟
(
うきふね
)
窶
(
やつ
)
離
(
はな
)
籠
(
こも
)
細殿
(
ほそどの
)
繊
(
ほそ
)
羨
(
うらや
)
除目
(
じもく
)
醒
(
さ
)
裳著
(
もぎ
)
辿
(
たど
)
読人
(
よみびと
)
芒野
(
すすきの
)
若
(
も
)
落
(
お
)
著
(
つ
)
詞
(
ことば
)
蘇
(
よみがえ
)
許
(
もと
)
言
(
い
)
却
(
かえ
)
常陸
(
ひたち
)
履音
(
くつおと
)
局
(
つぼね
)
太秦
(
うずまさ
)
夕顔
(
ゆうがお
)
執拗
(
しつよう
)
啼
(
な
)
君
(
きみ
)
引
(
ひ
)
切
(
き
)
几帳
(
きちょう
)
内端
(
うちわ
)
入
(
い
)
供者
(
ぐしゃ
)
下野
(
しもつけ
)
上総
(
かずさ
)
丁子
(
ちょうじ
)
木深
(
こぶか
)
知悉
(
ちしつ
)
為様
(
しよう
)
炭櫃
(
すびつ
)
火桶
(
ひおけ
)
漸
(
ようや
)
沁
(
し
)
欹
(
そばだ
)
板葺
(
いたぶき
)
穉
(
おさな
)
朋輩
(
ほうばい
)
時雨
(
しぐれ
)
斎宮
(
さいぐう
)
拉
(
らっ
)
憑
(
つ
)
怯
(
おび
)
思召
(
おぼしめ
)