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髣
ふりがな文庫
“髣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さも
50.0%
ほの
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さも
(逆引き)
こゝはや藪の中央ならむと
旧
(
もと
)
来
(
き
)
し
方
(
かた
)
を
振返
(
ふりかへ
)
れば、真昼は藪に寸断されて点々星に
髣
(
さも
)
髴
(
に
)
たり。なほ
何程
(
なにほど
)
の奥やあると、及び腰に
前途
(
ゆくて
)
を
視
(
なが
)
む。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
髣(さも)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほの
(逆引き)
が、ときどき友達と酒でも酌んでいるような時に、思いがけずふいとその
髣
(
ほの
)
かに見たきりの女の髪の具合などがおもかげに立って来たりした、……。
姨捨
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
髣(ほの)の例文をもっと
(1作品)
見る
髣
漢検1級
部首:⾽
14画
“髣”を含む語句
髣髴
水天髣髴
模糊髣髴
髣似
髣髴著
“髣”のふりがなが多い著者
堀辰雄
泉鏡花