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ほの
ふりがな文庫
“ほの”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ホノ
語句
割合
仄
94.0%
微
4.5%
幽
0.4%
微触
0.4%
温
0.4%
髣
0.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仄
(逆引き)
垢
(
あか
)
染みた、
硬
(
こわ
)
い無精髭が顔中を覆い包んでいるが、鼻筋の正しい、どこか
憔悴
(
やつ
)
れたような中にも、
凛
(
りん
)
とした
気魄
(
きはく
)
が
仄
(
ほの
)
見えているのだ。
地虫
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ほの(仄)の例文をもっと
(50作品+)
見る
微
(逆引き)
ともすれば置き忘れたその青玉の
眸
(
ひとみ
)
は
微
(
ほの
)
かなタナグラ人形の
陰影
(
かげ
)
から小さな玉虫の眼のやうに顫へて、絶えず移り気な私の心を気遣はしさうに
熟視
(
みつ
)
める。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ほの(微)の例文をもっと
(12作品)
見る
幽
(逆引き)
池は
玉
(
ぎょく
)
もて張りたらんやうに白く湿める水の
面
(
も
)
に、静に魚の
溌
(
は
)
ぬる聞こえて、
瀲灔
(
ちらちら
)
と石燈籠の火の解くるも
清々
(
すがすが
)
し。塀を隔てて江戸川
縁
(
べり
)
の花の
林樾
(
こずえ
)
は
一刷
(
ひとはけ
)
に淡く、向河岸行く辻占売の声
幽
(
ほの
)
かなり
巣鴨菊
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
ほの(幽)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
微触
(逆引き)
たよたよとして
微触
(
ほの
)
かなれども
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ほの(微触)の例文をもっと
(1作品)
見る
温
(逆引き)
その側から
掻巻
(
かいまき
)
をかかげ、入り込もうとしている久米八は、さぞ自分が残した、
温
(
ほの
)
かみに眉を
顰
(
ひそ
)
めることであろう。
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ほの(温)の例文をもっと
(1作品)
見る
髣
(逆引き)
が、ときどき友達と酒でも酌んでいるような時に、思いがけずふいとその
髣
(
ほの
)
かに見たきりの女の髪の具合などがおもかげに立って来たりした、……。
姨捨
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
ほの(髣)の例文をもっと
(1作品)
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