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『巣鴨菊』
ふりがな文庫
『
巣鴨菊
(
すがもぎく
)
』
昭和廿年花季の戦火に巣鴨花街の僑居を焼かれてから早や二年有余の歳月がながれ去つた。大正大震以後、俄に隆昌しだしたこの新興色町は漸く町並に一種の情趣を生じて来たところで惜しくも焼亡してしまつたのである。何より町中のおもひもかけないところ/″\ …
著者
正岡容
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
幽
(
ほの
)
面
(
も
)
回
(
めぐら
)
垠
(
はて
)
縁
(
べり
)
文
(
あや
)
残余
(
なごり
)
架
(
わた
)
幾
(
ほとん
)
狭
(
せ
)
木
(
こ
)
溌
(
は
)
瀲灔
(
ちらちら
)
玉
(
ぎょく
)
生節
(
なまぶし
)
偃入
(
せきい
)
雑裁
(
うえごみ
)
遶
(
めぐ
)
葩
(
はなびら
)
芋茎
(
ずいき
)
清々
(
すがすが
)
一刷
(
ひとはけ
)
根
(
ね
)
斑
(
まだら
)
林樾
(
こずえ
)