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遶
ふりがな文庫
“遶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
めぐ
91.3%
メグ
8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めぐ
(逆引き)
しかし見上げたる余の瞳にはまだ何物も映らぬ。しばらくは軒を
遶
(
めぐ
)
る
雨垂
(
あまだれ
)
の音のみが聞える。三味線はいつの
間
(
ま
)
にかやんでいた。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
『宋高僧伝』二に、弘法大師の師匠の師匠の師匠のまた師匠
善無畏
(
ぜんむい
)
が
烏萇国
(
うじょうこく
)
に至った時、白鼠あり馴れ
遶
(
めぐ
)
りて日々金銭を献ず。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
遶(めぐ)の例文をもっと
(21作品)
見る
メグ
(逆引き)
准南子
(
えなんじ
)
ニ曰ク「
養由基
(
ヨウユウキ
)
楊葉
(
ヨウヨウ
)
ヲ射ル、百発百中、
楚
(
ソ
)
ノ
恭王
(
キョウオウ
)
猟シテ白猿ヲ見ル、樹ヲ
遶
(
メグ
)
ッテ
箭
(
ヤ
)
ヲ避ク、王、由基ニ命ジ之ヲ射シム、由基始メ弓ヲ調ベ矢ヲ
矯
(
タ
)
ム、猿
乃
(
スナワ
)
チ樹ヲ抱イテ
号
(
サケ
)
ブ」
弓道中祖伝
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
牀
(
ショウ
)
ヲ
遶
(
メグ
)
ッテ
青梅
(
セイバイ
)
ヲ
弄
(
ロウ
)
ス……
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遶(メグ)の例文をもっと
(2作品)
見る
遶
漢検1級
部首:⾡
16画
“遶”を含む語句
遶道
或値怨賊遶
遶佛
遶竹梁
“遶”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
南方熊楠
幸田露伴
夏目漱石
正岡容
石川啄木
吉川英治
正岡子規
国枝史郎
田山録弥