“遶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めぐ91.3%
メグ8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし見上げたる余の瞳にはまだ何物も映らぬ。しばらくは軒をめぐ雨垂あまだれの音のみが聞える。三味線はいつのにかやんでいた。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
『宋高僧伝』二に、弘法大師の師匠の師匠の師匠のまた師匠善無畏ぜんむい烏萇国うじょうこくに至った時、白鼠あり馴れめぐりて日々金銭を献ず。
准南子えなんじニ曰ク「養由基ヨウユウキ楊葉ヨウヨウヲ射ル、百発百中、恭王キョウオウ猟シテ白猿ヲ見ル、樹ヲメグッテヲ避ク、王、由基ニ命ジ之ヲ射シム、由基始メ弓ヲ調ベ矢ヲム、猿スナワチ樹ヲ抱イテサケブ」
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ショウメグッテ青梅セイバイロウス……
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)