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雨垂
ふりがな文庫
“雨垂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あまだれ
50.0%
あまだ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまだれ
(逆引き)
障子も
普通
(
なみ
)
よりは幅が広く、見上げるような天井に、血の
足痕
(
あしあと
)
もさて着いてはおらぬが、
雨垂
(
あまだれ
)
が
伝
(
つたわ
)
ったら
墨汁
(
インキ
)
が降りそうな古びよう。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しかし見上げたる余の瞳にはまだ何物も映らぬ。しばらくは軒を
遶
(
めぐ
)
る
雨垂
(
あまだれ
)
の音のみが聞える。三味線はいつの
間
(
ま
)
にかやんでいた。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
雨垂(あまだれ)の例文をもっと
(10作品)
見る
あまだ
(逆引き)
それは畑の
豆
(
まめ
)
の木の下や、林の
楢
(
なら
)
の木の根もとや、
又
(
また
)
雨垂
(
あまだ
)
れの石のかげなどに、それはそれは上手に
可愛
(
かあい
)
らしくつくってあるのです。
カイロ団長
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
もう一
度
(
ど
)
おせんは
奥
(
おく
)
へ
向
(
むか
)
って、
由斎
(
ゆうさい
)
を
呼
(
よ
)
んで
見
(
み
)
た。が、
聞
(
きこ
)
えるものは、わずかに
樋
(
とい
)
を
伝
(
つた
)
わって
落
(
お
)
ちる、
雨垂
(
あまだ
)
れの
音
(
おと
)
ばかりであった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
雨垂(あまだ)の例文をもっと
(10作品)
見る
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
“雨垂”で始まる語句
雨垂落
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雨垂落
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