“足痕”の読み方と例文
読み方割合
あしあと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
障子も普通(なみ)よりは幅が広く、見上げるような天井に、血の足痕(あしあと)もさて着いてはおらぬが、雨垂(あまだれ)が伝(つたわ)ったら墨汁(インキ)が降りそうな古びよう。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あいや、あまりお騒ぎなさらぬ方が得策でしょう、かりそめにも天下の首城が、一盗賊に足痕(あしあと)を印(しる)された事さえ名誉ではありません。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
或いはまた山の麓の池川の堤(つつみ)に、子供のかと思う小さな足痕(あしあと)の、無数に残っているのをみて、川童が山へ入ったという地方もある。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)