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足痕
ふりがな文庫
“足痕”の読み方と例文
読み方
割合
あしあと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしあと
(逆引き)
障子も
普通
(
なみ
)
よりは幅が広く、見上げるような天井に、血の
足痕
(
あしあと
)
もさて着いてはおらぬが、
雨垂
(
あまだれ
)
が
伝
(
つたわ
)
ったら
墨汁
(
インキ
)
が降りそうな古びよう。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あいや、あまりお騒ぎなさらぬ方が得策でしょう、かりそめにも天下の首城が、一盗賊に
足痕
(
あしあと
)
を
印
(
しる
)
された事さえ名誉ではありません。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
或いはまた山の麓の池川の
堤
(
つつみ
)
に、子供のかと思う小さな
足痕
(
あしあと
)
の、無数に残っているのをみて、川童が山へ入ったという地方もある。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
足痕(あしあと)の例文をもっと
(32作品)
見る
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
痕
常用漢字
中学
部首:⽧
11画
“足”で始まる語句
足
足袋
足許
足下
足音
足掻
足駄
足利
足蹴
足跡
“足痕”のふりがなが多い著者
吉川英治
橘外男
作者不詳
泉鏡花
国木田独歩
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
柳田国男
小酒井不木
江戸川乱歩