“足下”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あしもと57.1%
そっか26.7%
そくか8.6%
おぬし1.0%
おまへ1.0%
きみ1.0%
こなた1.0%
そこ1.0%
そこもと1.0%
そなた1.0%
(他:1)0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“足下”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 戯曲66.7%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸12.9%
文学 > 英米文学 > 小説 物語6.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
逸作は、息子の手紙をたたんだりほぐしたりしながら比較的実際的な眼付きを足下あしもと一処ひとところへ寄せて居た。
かの女の朝 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
渠はすでに前後を忘じて、一心死を急ぎつつ、蹌踉よろよろみぎわに寄れば、足下あしもとに物ありてきらめきぬ。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ところで、孝高よしたか。——足下そっか御著ごちゃくの城へ入って住め。幸いに、小寺政職が捨てて逃げたからそのあとへ」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「うん。一通ひととおりわからぬこともないが、これでは平井の気には入るまい。足下そっかは気がかないのだ。」
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
徐々じよ/\足下そくか踏臺ふみだいむとたちまかたはらそなへられたる號鈴器がうれいきはリン/\として
醜声外聞の評判却て名誉ソコである時奥平藩の家老が態々わざわざ私を呼びによこして、さて云うよう、足下そくかは近来某々それそれの家などに毎度出入して
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
それから足下おぬし深切しんせつがあるなら、門番もんばんにさううて、スーザンとネルをはひらせてくりゃ。
甲給仕 足下おぬしをば、大廣間おほびろまで、最前さっきから呼ばってぢゃ、さがしてぢゃ、尋𢌞たづねまはしてぢゃ。
まない、すつかりわすれた、足下おまへだれだつたかな。』
久濶ひさしや、兵曹へいそう足下おまへ本國ほんごく名高なだか櫻木海軍大佐閣下さくらぎかいぐんたいさかくか部下ぶか武村兵曹たけむらへいそうではないか。』とひかけた。
足下きみ同情どうじゃう多過おほすぎるわし悲痛かなしみに、たゞ悲痛かなしみへるばかり。
ロミオ チッバルト、足下きみあいする仔細しさいがあって、いからねばならぬその挨拶あいさつをもわるうはらぬ。
足下こなた予程わしほどとしわかうて、あのヂュリエットが戀人こひびと
「え、藤色とばかりじゃ、本読みが納まらねえぜ。足下そこのようでもないじゃないか」
外科室 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
足下そこもか」
外科室 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「それでは、月番の足下そこもとに、御頼み申そう。ああ、肩の荷が降りた。そこでさきの話のつづきじゃが、その女が?」
大岡越前の独立 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
足下そこもとの判断に間違いはあるまいが——」
大岡越前の独立 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
親王興に入りたまいて、さらば足下そなたのは、と問わせたまうに、旧上達部ふるかんだちべ檳榔毛びろうげの車にりたるが、時に其声を聞くにも似たらん、と申した。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
亮、柴桑サイソウノ一別ヨリ、今ニ至ッテ恋々ト忘レズ。聞ク、足下ソッカ西川セイセン(蜀)ヲ取ラント欲スト。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)