“柴桑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいそう66.7%
サイソウ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「しかし、ここから柴桑さいそうへ帰った諸官の者は、口を揃えて、周提督は、すでに和平の肚ぐみなりと、諸人のあいだに唱えていますが」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さる程にようやく柴桑さいそうの地へ近づいて来る。玄徳はややほっとしたが、夫人呉氏は何といっても女性にょしょうの身、騎馬の疲れは思いやられた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
亮、柴桑サイソウノ一別ヨリ、今ニ至ッテ恋々ト忘レズ。聞ク、足下ソッカ西川セイセン(蜀)ヲ取ラント欲スト。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)