“琵琶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びわ90.9%
びは8.1%
バンドゥーラ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
琵琶びわ海老尾えびおに手をかけて、四つのいとねじをしきりと合せていた峰阿弥みねあみは、やがて、調べの音が心にかなうとやや顔を斜めに上げて
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『これ、武村兵曹たけむらへいそう足下おまへはなか/\薩摩琵琶さつまびはうまさうな、一曲いつきよくやらんか、やる! よした。』とかたはら水兵すいへいめいじて、自分じぶんかね御持參ごぢさん琵琶びは取寄とりよせた。
グルーホフの市で、ひとりの年老いた琵琶法師バンドゥリストをまん中に取りかこんだ群衆が、もう一時間もその盲人の奏でる琵琶バンドゥーラに聴き入つてゐる。